運動会練習中、男子児童に体罰 練馬の女性教諭に罰金の略式命令
東京都練馬区立小学校で2019年9月、当時6年生の男子児童が担任の女性教諭からたたかれ、蹴られる体罰を受け、不登校になっていたことがわかった。教諭は暴行罪で罰金刑の略式命令を受け、報告を受けた都教育委員会は教諭の処分を検討している。
関係者によると、担任は校庭で運動会の練習をしている際、男子児童が級友とおしゃべりしていると勘違いし、男子児童の体を計3回たたいたり、蹴ったりした。
実際には、他の児童が並ぶ位置を勘違いしていると指摘しただけだった。
男子児童は心臓の痛みなどを訴え、卒業までの数カ月間登校できない状態に。「心身症」の診断を受けた。現在は中学に進み平穏を取り戻しているという。担任は暴行容疑で書類送検、略式起訴され、東京簡裁で今年8月に罰金10万円の略式命令を受けた。
区教委は一連の事態について報告書を作っているが、「処分が検討されている状況で、詳しい説明はできない」としている。【川村咲平】
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。