【練馬が舞台の作品】鉄腕アトムが誕生するまで「アトム・ザ・ビギニング」
手塚治虫の代表作でもある鉄腕アトム。お話の舞台は21世紀の未来、感情をもった少年ロボットが主人公の昭和の時代を代表する世界に愛された作品です。アトムの誕生は2030年(もう一つの設定に2003年というのもあります)。現実の世界で見るとアトム誕生までもう10年をきっていますね。
日本初の連続テレビアニメ「鉄腕アトム」が製作されたジャパンアニメーション発祥の地、練馬区。
そんな練馬区が舞台となったアトムシリーズの作品をご紹介します。
ATOM THE BEGINING(アトム・ザ・ビギニング)
2017年にNHKにて放送されたテレビアニメ。現在Blu-rayになって発売中です。
原作は鉄腕アトムを原案とし、コンセプトワークスに漫画家のゆうきまさみさん、漫画制作にカサハラテツローさん、監修に手塚治虫さんのご子息の手塚眞さん、手塚プロダクションが協力の作品です。月刊ヒーローズにて連載中です。
原因不明の大災害後の日本が舞台となっていて、復興のためのロボット技術が欠かせない存在となっていました。そんな中、国立練馬大学の第7研究室で研究に勤しむ2人の天才、天馬午太郎とお茶の水博志。天馬はその手で「神」を、お茶の水はその手で「友」を作り出すことを目指し、2人で生み出したのがA106(エーテンシックス)です。身長162センチメートル、体重80キログラム、1000馬力のパワーを誇る人型ロボットで、キャッチフレーズは「心やさしき科学の子」です。鉄腕アトムのあの歌詞が浮かびますね。
笑いあり!感動あり!バトルあり!かわいい女の子もあり!のアニメです。
舞台となる練馬大学ですが、架空の名称であり実在しません。残念ながら聖地巡礼は難しそうです。。
鉄腕アトムを知っている世代がターゲットなのでしょう、ロボットの専門用語が飛び交います。本編に登場するお茶の水博志やヒゲオヤジは「鉄腕アトム」のお馴染みのキャラクターと見た目もそっくり似ています。A106(エーテンシックス)はアトムとも読めますし、のちの鉄腕アトムということ・・・?
制作に携わった方々のインタビューでは「アトムザビギニング」というタイトルのとおり、アトム誕生までのお話ができるまでについて多く語られています。制作の裏側を知るとより一層作品を楽しむことができると思います。アトム誕生の2030年、お茶の水博士と天馬博士が40歳くらいと仮定し、その学生時代を描いたそう。どのようなストーリーで鉄腕アトムにつながっていくのか楽しみです!
しかし、Wikiによると制作の途中で鉄腕アトムとは別の世界線のお話に変更されたとも書かれています。アニメを観ただけではわかりませんが、原作を読み進めると見えてくるのかも?原作は現在も連載中ですので、アニメの2期も期待しちゃいます。続きが楽しみですね~!
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