東芝が「レンタル移籍」を開始。中堅社員の育成をめざす。

株式会社ローンディール(東京都港区、代表取締役社長:原田 未来)は、株式会社東芝(東京都港区、代表執行役社長 CEO:島田 太郎)に対して、人材が元の組織に在籍しながら期間を定めて他社で働く仕組みである「レンタル移籍」を提供しました。4月から2名、5月から1名の合計3名がベンチャー企業での業務を開始します。


東芝は、中堅社員の育成や、グループ外の会社・組織との交流によって組織を活性化させるため、2021年度より社外留職制度を実施しています。官公庁への留職と並行し、今年度よりベンチャー企業への「レンタル移籍」もスタートしました。スピード感のある事業開発や、経営的視点での意思決定を経験することで、新規事業の立ち上げやマネジメントのスキルを獲得することが期待されています。

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【レンタル移籍者と移籍先企業】
■東芝インフラシステムズ株式会社 高山亮氏
2022年4月より、全国の伝統文化や祭り主催者のサポート、祭りポータルサイトの運営などを行う株式会社オマツリジャパン(東京都練馬区、代表取締役:加藤優子)で業務を開始しました。新規事業のパートナー開発、企画立案、国や自治体の公募案件の企画実施などに取り組みます。

■東芝インフラシステムズ株式会社 宮野賢治氏

2022年4月より、宇宙機及び地上局の設計・製作・販売・打上及び運用サービスを提供する株式会社アークエッジ・スペース(東京都千代田区、代表取締役:福代孝良)で業務を開始しました。国内及び海外における3U・6U衛星事業開発及び戦略策定などに取り組みます。

■株式会社東芝 山本博史氏
2022年5月より、都市型コミュニティIoT農園『grow FIELD』の展開などを行うプランティオ株式会社(渋谷区神泉町、代表取締役:芹澤孝悦)で業務を開始します。都心部における企業受託の新規IoT農園の立ち上げとその運営、およびセンサデバイスgrow CONNECT の開発量産などに取り組みます。

今後も、ローンディールは「レンタル移籍」を通じて、大企業における人材育成や、イノベーションを創出できる個性・多様性を活かした組織作り、およびベンチャー企業の事業推進を支援してまいります。そして、一人でも多くの人が境界を超えてお互いに刺激を与えあい、挑戦が波紋のように広がっていく社会の実現に向けて取り組んでまいります。

※本プロジェクトは、新型コロナウイルスの感染拡大の防止及び関係者の健康・安全等に配慮の上、実施しております。

【参考】
株式会社ローンディールについて
企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」を提供。
「レンタル移籍」は、研修・出向などの企業間契約に基づいて、イノベーション人材・次世代リーダー育成に取り組む大企業と、事業開発力を強化したいベンチャー企業のマッチングによって実現します。
2015年9月にサービスを開始し、2022年4月現在、導入企業はトヨタ自動車・経済産業省・NTT西日本など大企業60社、194名。受入企業として467社のベンチャー企業が登録。オープンイノベーションの仕掛けとしても注目され、2019年に内閣府が主催する第一回日本オープンイノベーション大賞において「選考委員会特別賞」を受賞。2020年度グッドデザイン賞(ビジネスモデル部門)受賞。 その他、発想力を鍛えるリアルケーススタディ「outsight(アウトサイト)」、地域・高校の現場で社会感度を高める「大人の地域みらい留学」を提供。
・LoanDEAL https://loandeal.jp/
・outsight  https://outsight.jp/
・大人の地域みらい留学 https://ocm.jp/

引用元:BIGLOBEニュース

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