練馬区で御朱印巡り~北町浅間神社と白狐稲荷神社@東武練馬~
東武東上線の東武練馬駅より徒歩5分。北一商店街を歩いていくとローヤル洋菓子店の向かいに北町浅間神社はあります。隣にはラーメン屋さんやお弁当屋さんがあります。
浅間神社の鳥居をくぐると、練馬区の有形民俗文化財に指定された下練馬の富士塚に入ります。こちらの神社は社殿がなく、富士塚自体が神社のようです。
下練馬の富士塚
下練馬の富士塚は、高さが約5メートル、径が約15メートルあります。下練馬上宿、中宿の丸吉講によって、江戸時代に築かれたものと考えられています。明治5年(1872年)と昭和2年(1927年)には修復工事が行なわれました。常時開放されているので、いつでも登拝できます。毎年7月1日にお山開きの行事が行われます。
5つのルートがありますが基本的にはどれも狭く、勾配も急です。捕まることが出来るような手すりや柵もないので注意が必要です。草花が生い茂っているので、登拝される方は長袖長ズボンを着用することをお勧めします。
いくつもの石造物があり、見どころは盛りだくさん。ゆっくり気を付けて進みましょう。
私はメインルートである、地図でいうとピンク色のつづら折り道で登りました。
一合目にくるまでも結構草をかき分けて進みました。とはいえ、今のところ虫には出会っていません。虫さえいなければ行ける!頂上までがんばるぞー!
二合目、三合目は草に隠れていてよく見えませんでした・・・もうすぐ半分!
ようやく半分です。この時点で足がつらくなる私(ひ弱)。
七、八、九合目も見つけられず、そのまま頂上に到着。標高37メートル、達成感がすごいです!ちなみに37メートルというと、12階建てのビル位ですかね。うん、高い!
見晴らしが良いですね。反対に商店街からもこちらは丸見えなので、たまに道行く人の視線を感じます。一人で張り切って登ったのでちょっと照れます。
下りは下山道(地図水色のルート)、お中道(地図緑色のルート)、直登道(地図紫色のルート)を通ってみました。直登道は特に急な道になっており、勢いがつきやすく危ないので、選択される際はお気を付けください。
天祖神社
富士塚の右手には天祖神社があります。最初、こちらが浅間神社かと思いました。
話題のスポット 白狐稲荷霊石
天祖神社の右奥には白狐稲荷社があります。
白狐稲荷は白いキツネが石に浮き出ている霊石で、徳丸の斎藤家から祭りこみを依頼されたものと言われています。この霊石は豊臣秀吉公の守り神であったが、慶長5年、関ケ原の戦いの際に、秀頼公から石田三成に渡したものだと言われ、戦いに敗れた石田三成は、越後に逃げ延びたが、大切なこの石を泊まった宿に預けてしまったため、捕まって死罪になったと言われています。もしこの霊石を、離さず持っていれば難に合わなかったのではないかと言われ、その後はこの宿の災難よけの稲荷となっていたものであり、斎藤家はその宿の子孫にあたります。(練馬の伝説より)
霊石は中にしまわれていますが、ガラス越しに見ることが出来ます。
御朱印
北町浅間神社の御朱印は本務社である板橋区の徳丸北野神社にていただけます。御朱印の初穂料は300円。
徳丸北野神社へは北町浅間神社より徒歩20分、東武練馬駅からだと徒歩15分の距離です。私は富士塚登拝後その足で歩いて行きましたが、道中に急な坂道があり、修業かな?と思うレベルできつかったです(笑)
商店街にはお店もたくさんありますし、適度に休憩をとりながら行きましょう!このあたりを歩きなれている方には何てことないのかもしれませんが、駐車場もあるので車で来るのも良いと思います。
御朱印にも標高の印が押されており、改めて達成感を感じますね。
神社で猫探し
猫ちゃんは見当たりませんでした。
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