【地下鉄赤塚駅】アットホームな洋食店『キッチンＥ＆Ｍ』は美味しさと愛に溢れたお店

地下鉄赤塚駅の4番出口を出てたところにある、有名な呉服屋さん白瀧からのびる裏通り。ちいさな飲食店が立ち並ぶエリアにある、赤と白の看板が目印のキッチンＥ＆Ｍを訪ねてみました。

不思議な引き戸のむこうに広がるアットホームな景色

おいしそうな料理の写真がならんでいます。

以前から、お店の前を過ぎるたびにメニューを見ては「おいしそうだな～いつか入ってみたいな～」とは思っていたのですが、メニューは洋食なのに入り口は和風な雰囲気だし…なかなか踏み出す勇気がありませんでした。でも、いざ引き戸を開けてみたら、オーナーご夫婦のハートフルなご歓迎でそんな心配は吹き飛びました！（躊躇せずもっと早く入ればよかった…。）

さっそくこの不思議な入り口についてたずねると、この場所にはもともと割烹料理屋さんがあり、そのままにしてあるんだそうです。

店内の席数は18席。
もちろんテーブルの間隔は空けてあるので、安心してお食事できます。子ども用のイスもちゃんと用意されており、ぜひ家族みんなで食べに来てほしいと奥様も仰られていました。わたし自身、幼児を持つ親の身としてはとても嬉しいお言葉です。（たとえ子ども用のイスが置いてあっても、お店のホンネはわかりませんから…）

おひとりさまからファミリーまで通える個人のお店って、あるようでなかなかないものです。次は安心して家族みんなで来たいと思います！

大人も子どももみんな大好きな料理たち

コック歴30年以上の腕をふるう料理は選ぶのに迷いそう…。どこか懐かしさを感じるのも洋食屋さんならではの魅力ですよね〜。

ランチのご予算はだいたい1000円ほど。選べるメニューも多いので、誰と食べに行っても安心ですね！
テイクアウトも同じ価格です。（消費税は8％）

お肉系のメニューは大人気！
売り切れになる日も多いそうなので、食べたい方は早めの時間に行かれることをオススメします。

自家製スコーンやみそジャムも売っています。ジャムは別の記事でも取り上げたことがある、都内唯一の味噌蔵『糀屋三郎右衛門』のお味噌を使ったこだわりの一品。味噌でできたジャムってどんな味がするんでしょう？スコーンはおやつタイムのために買っておくと良さそうですね！

ご飯やパンはお家にあるので、おかずだけ欲しいときってありますよね。オードブルがあるのはお酒好きにも嬉しい！

テイクアウトでお料理をいただきま〜す！

お店で出来たてを食べるのがモチロン最高なんですが、今回イタリアンハンバーグ弁当をテイクアウトしてみました。フタを開ける前から食欲をそそられる香りが漂っています。

う〜ん、サラダや付け合わせの盛りつけもステキでおいしそう！

脇目も振らずハンバーグから頬張ると、こーゆーのがいいんだよ！と思わず笑顔になってしまいました。洋食の定番メニューですが、さすがにその辺のスーパーで買うものとは別次元のお味！おいしさでこめかみが痛くなりそう(笑)

酸味のあるトマトソースの海に浮かぶハンバーグは、肉の重量感がある食べごたえのあるタイプ。コイツにたっぷりとソースを絡ませ、ご飯にワンバンしてからパクっ！ソースが（意図的に）ついてしまったご飯がまたススムんです！スパイス系の味付けではなく、子どもでも食べやすいので娘に残しておこうかと一瞬脳裏をよぎりましたが、ごめんなさい、余裕で完食しちゃいました。

サラダにかかってるドレッシングがまた素晴らしく、あまり食べたことのない繊細なお味。やっぱり自家製なのかしら…。次回おジャマしたときにお聞きしようと思います。

家族愛にあふれたお店でした。

イタリア・フランス料理で30年以上コックをされていたご主人と奥様が、4年前にオープンしたのがこのキッチンＥ＆Ｍ。お店の名前はおふたりのお子さまの名前から付けられたとのこと。家族の絆を大切にされているのが伝わる素敵なネーミングですよね。取材中も笑いが絶えることなく、理想的な夫婦だな～と思いなからお話をうかがっていました。

取材時現在（2021/9/29）、ランチは店内飲食＆テイクアウト、ディナーはテイクアウトのみの営業です。二人でお店を切り盛りされているので、テイクアウトされる方が増えたコロナ禍の昨今、店内のお客様をお待たせしないように、一時的に店内飲食は休止中なのだそうです。ディナーの再開が待ち遠しいですが、家でお店の味を堪能できるのはとても贅沢！

みなさんも赤塚エリアにお越しの際は、ぜひキッチンＥ＆Ｍに足を運んでみてくださいね！緊急事態宣言が解除されたら、またディナーもお店で食べられるかもしれないので、お店に問い合わせてみてください。

ごちそうさまでした！そして快く取材に応じていただきありがとうございました。