練馬区で御朱印巡り~金乗院@平和台~
バス停 練馬北町車庫を下車し歩くこと7分程のところに金乗院はあります。東京メトロ副都心線・有楽町線の平和台駅からは徒歩20分程です。
如意山金乗院万徳寺といい、真言宗豊山派のお寺で本尊は愛染明王です。豊島八十八ヵ所第32番札所。
「新編武蔵風土記稿」によると、開山僧は行栄(ぎょうえい)、開基は木下大炊介(おおいのすけ)とされ、寺の沿革によると文禄年間(1592~6年)に開いたと記されています。
墓地には下練馬村名主であった内だけや木下家の墓があります。金乗院御朱印状(非公開)は、慶安二年(1649年)の三代将軍家光から万延元年(1860年)十四代家茂まで代替わりごとに将軍が寺領十八石九斗余を安堵した朱印状9点です。
この道は、旧下練馬村の今上・本村・重現・早淵など、村のほぼ中央を通る主要な道の一つでした。
旧川越街道を板橋区上板橋一丁目(旧上板橋村字七軒家)付近でわかれ、練馬区に入ります。錦の金乗院を迂回して、須賀神社から開進第一小学校の南側を通り、中之橋で石神井川を渡ります。そこからはさらに練馬城跡の東側(豊島園駅西側)を通って清戸道と交差し、中村の良弁塚前から鷺宮福蔵院方面へ通じています。
下練馬村北端の徳丸本村・脇村との境を川越街道が、南端の中新井村との境を清戸道が通り、両道を結ぶ位置に富士大山道があります。富士大山道は名前の通り主に信仰の道でした。それに対し、下練馬道は村の中心から近郷の村々へ通じる便利な生活の道でした。<練馬区教育委員会より>
築後100年以上は経過していると考えられる山門です。形式は薬医門、屋根は切妻造りで、桟瓦葺きです。区内に残る門では古く、梁などの装飾に江戸時代後期の特徴が残されています。
全体的に黄色に見えますが、下から見上げてみると赤い色も残っています。もとは赤だったんでしょう。
参道と駐車場の間の市に梵鐘があります。
本堂手前には立派な大木が。三代将軍徳川家光のお手植えと伝えられている区内最大のイチョウです。ねりまの名木にも指定されており、高さ18m、幹の太さは5mもあります。
イチョウの目の前には金乗院の一石六地像があります。明暦二年(1656年)の銘があり、舟形の石に地蔵菩薩立像六躯が浮き彫りされている月待供養塔です。
境内もそうですが、本堂も清掃が行き届いており綺麗でした。朱色が際立っています。
寺務所の前も植木が整えられており、色鮮やかできれいでした。
ちなみに参道や墓地からこんな離れた場所にも供養塔がありました。どうしてここにあるんでしょう?
御朱印
手書きでご対応いただきました。300円お納めしました。
お寺で猫探し
猫は見当たりませんでした。
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