いつか行ってみたい!練馬区の友好都市 海淀区 ってどんなところ??
どこにあるの?
海淀区(かいでんく)は中華人民共和国北京市の市街地北西部に位置する市轄区で、面積は426平方キロメートルと練馬区の約9倍の広さです。人口は約191万人ですが、流動人口を含めると約224万人が居住しています。大学が密集しているので、学生が多く居住しています。そのため北京在住の外国人から「大学区」(University District) と称されることもあります。また区内の中関村は「中国のシリコンバレー」と呼ばれ、政府や企業などによる情報技術関連の研究機関が集中しています。
緯度でいうと日本の秋田県や岩手県くらいなので、冬の時期は氷点下まで気温が下がりますが、夏でも比較的過ごしやすい地域です。
練馬区との関係
1988年に「東京都区市町村友好代表団」の団長として練馬区長が海淀区を訪問したことから交流が始まりました。小学生の書画展や少年サッカーチームの海淀区訪問などを通じて交流を深め、1992年に「友好・協力交流に関する合意書」に調印しました。
以来、教育、文化、スポーツ等様々な分野で交流をおこない、相互理解を深めています。
2020年3月から7月にかけて、新型コロナウイルス感染症対策用として練馬区に55,000枚もの医療用マスクを寄付してくれました。心温まるメッセージとともに届けられたマスクは、練馬区の児童施設等で活用されています。
おすすめ観光スポット
頤和園(いわえん)
北京を代表する世界遺産のひとつです。庭園の大部分を占める人工湖「昆明湖(こんめいこ)」の周囲には様々な趣向を凝らした建築物と山々が並び、緑とともに美しい景色が広がっています。
“東洋のベニス”と称される美しい蘇州の街を再現した「蘇州街」は、60以上もの店舗が並んでいます。江南地方にある蘇州の風景を気に入った乾隆帝が、膨大な費用を投じて頤和園内に全く同じものを再現して作らせたといわれています。当時は質の高い品々が売られていましたが、現在はお土産屋さんやちょっとした茶屋などが観光客を迎えています。活気のある通りで中国らしいお食事やお茶を楽しむことができます。
北京大学
中国最高峰レベルの国立大学です。観光スポットとしても人気の理由は広大な敷地の中にある未名湖と呼ばれる湖。冬になると未名湖が凍り、スケートリンクに変身するのも魅力のひとつです。観光客や地元の方にも人気の場所です。
北京大学にはアジアの大学の中で最大規模の図書館や博雅塔という立派な塔など桁違いのスケールを感じることができる建物も数多くあるので、日本との違いを感じながら見学するのも楽しそう。
北京の王道グルメ
北京ダック
言わずもがな、誰もが知ってる北京グルメといえば北京ダックですね。日本にある中華料理店でもメジャーな料理ですが、是非本場の味も食べてみたいところ。
糖葫芦(タンフール)
北京では昔から食べられている食べ歩きスイーツ。串に刺したサンザシに飴がけをしたもので、屋台や路上、デパートの入口など至るところで売られます。日本のお祭りでよく見るりんご飴に似ています。
最近ではサンザシ以外にもイチゴやみかん、ぶどうにスターフルーツなど様々なフルーツも使われています。中には、ゴーヤや激辛麺の飴がけ串も一緒に並ぶお店もあるとか。どれも日本円で100円前後で買うことが出来るので、色々試してみたいですね。
珍珠奶茶(タピオカミルクティー)
日本でもブームを期したタピオカは北京でもチルタイムの定番ドリンク。日本のタピオカミルクティーは1杯500円前後のお店が多いですが、北京では日本円で200円ほどで飲むことが出来ます。
まとめ
いかがでしたか?練馬区と交流のある海淀区の魅力はまだまだたくさんあるはずですので、よければ旅行プランの参考にしてみてください。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。