順天堂大学医学部附属練馬病院の増床および医療機能の拡充について
順天堂大学医学部附属練馬病院がリニューアルオープンしました(令和3年4月)
順天堂大学医学部附属練馬病院は、区と学校法人順天堂で締結した病院の運営に関する協定に基づき、重点医療として、救急医療や小児医療、災害時医療等を行うなど、地域医療における中核的な役割を果たし、公的な目的と機能を持つ病院として運営されています。
病床稼働率の高い同病院において更に患者を受け入れるため、既存病棟(1号館)の改修工事を行い、この度リニューアルオープンしました。90床増床し、490床となるほか、心臓血管外科の新設や手術室の増設などにより、医療機能がより一層拡充します。
また、同病院内において小児・周産期センターも新たにオープンし、NICU(新生児集中治療室)の増設やGCU(新生児治療回復室)が新設されるなど、区民からの要望が高い小児・周産期医療がより充実します。
拡充される主な医療機能
●NICU(注釈1)を6床に増設 ●心臓血管外科の新設
●GCU(注釈2)を12床新設 ●無菌室を12床新設
●ICU(注釈3)を12床に増設 ●MRIの増設
●手術室を10床に増設 ●リハビリ室の拡張
●救急診察室を6室に増設 ●採血室の拡張
●救急処置ベッドを6床に増設
(注釈1)NICU:新生児集中治療室。保育器や人工呼吸器、こども用点滴器具等を備え、早産児や先天性疾患等を患った重症新生児を集中的に治療・ケアを行う病床
(注釈2)GCU:新生児治療回復室。NICUで治療を受け、低出生体重から脱した新生児や状態が安定してきた新生児などが、引き続きケアや治療を受ける病床
(注釈3)ICU:集中治療室。重篤な患者に対し、24時間体制で高度な医療・看護を行う病床
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