関東は局地的に雨雲が発達 午後にかけても急な激しい雨のおそれ

2021/06/16 10:27 ウェザーニュース

今日16日(水)の関東は大気の状態が非常に不安定です。上空に寒気が居座っていることに加え、西からは気圧の谷が進んできており、朝から雨雲の発生しやすい状況になっています。急な雷雨に警戒が必要な一日です。

次々に雨雲が発生、発達

今日も関東の上空5500m付近には−10℃前後の寒気が居座っています。気圧の谷の接近や南東から流れ込む湿った空気の影響などが加わり、大気の状態が非常に不安定で、少しのきっかけで雨雲が発達しやすい状況です。
早朝は東京の23区西部で違う方向の風がぶつかりあって雲が急発達しました。東京都練馬区のアメダスでは7時06分までに44.5mmを観測しています。
その後も関東各地で小さいながら活発な雨雲が現れて、一度雨が落ち着いた東京都内でも再び発達してきました。10分間に10mm(1時間換算で50mm以上)を超えるような雨を降らせる雲も見られます。

午後も雷雲の発達に警戒




16日(水)夕方の雨の予想

午後は東よりの風がやや強まる傾向で、特に東京や埼玉よりも西のエリアで雨雲が発達しやすくなる見込みです。
局地的には1時間に30〜50mmの激しい雨となり、雷や突風、雹などを伴うおそれがあります。激しい雨による道路冠水や河川の急な増水、落雷による停電などに警戒をしてください。
西部の山沿いでは夜の遅い時間まで雷雨が続く所がありますので、日没後も油断のできない状況が続きます。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

引用元:BIGLOBEニュース

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