【武蔵大学】AIの社会浸透研究会が機械学習の業務活用をテーマに、第1回公開セミナーを開催
武蔵大学(東京都練馬区/学長:高橋徳行)AIの社会浸透研究会※は、10月18日(水)にAIの社会浸透研究会第1回公開セミナーをオンラインで開催します。
機械学習を用いたシステムはAIシステムとも呼ばれ、第3次AIブームの到来とともに企業をはじめとした多くの組織でその開発が進んでいますが、数多くの技術的な課題があります。
AIの社会浸透研究会では、そのようなAIの社会実装における諸問題のうち、機械学習システムの開発プロジェクトに焦点をあて、機械学習の業務活用などに興味のある方に向けた第1回公開セミナーを企画しました。プロジェクト管理やシステム設計の観点から第一線で研究を進めていらっしゃる専門家2名に、実務家向け講演を行っていただきます。
※AIの社会浸透研究会とは、人工知能(AI)の社会浸透に関わる諸問題に多角的なアプローチで研究する活動を支援することを目的として武蔵大学内に設立された研究会です。
<概 要>
■日時: 2023年10月18日(水) 16:30〜18:45
■場所: オンライン(Zoom開催) ※参加費無料
■お申込み: https://musashi-sigspai.connpass.com/event/296226/
■プログラム:
・16:30 挨拶 竹内 広宜 教授(武蔵大学 AIの社会浸透研究会代表)
・16:30〜17:30 講演1(内平直志 教授)と質疑応答
・17:30〜17:40 休憩
・17:40〜18:40 講演2(鷲崎弘宜 教授)と質疑応答
・18:40〜18:45 まとめ 竹内 広宜 教授
■講演1: AIシステム開発のプロジェクトマネジメント(内平 直志 教授/北陸先端科学技術大学院大学)
AIシステム、特に機械学習システムの開発は、従来のITシステム開発にはない様々な難しさがあります。本講演では機械学習システム開発におけるプロジェクトマネジメントの特徴、難しさを整理するとともに、具体的な企業の取り組み事例(生産設備の予知保全、画像による欠陥検知、ネットサービスにおけるUI最適化、電力需要予測)を通じて、困難を乗り越えるためのポイントを説明します。
■講演2: 機械学習システムの設計とデザインパターン(鷲崎 弘宜 教授/早稲田大学)
効果的かつ効率的な機械学習システム開発運用に向け、機械学習モデルやシステム全体の品質上の良い設計の指針、さらには開発運用のあり方の整理と共有が必要です。機械学習デザインパターンは、そうした指針を再利用しやすいように、データの表現やモデルの構築、訓練、運用において頻出の問題と解決策をまとめたものです。本講演では機械学習システムの設計において段階的に品質を組み入れる設計のプロセスや、そこで有用なデザインパターンの全体像ならびに主要パターンを解説します。特にGoogle Cloudデータ分析トップLakshmanan氏らがまとめた『機械学習デザインパターン』(講演者ら訳、オライリージャパン、2021)と、それらへの追加として講演者らが整理した『Software-Engineering Design Patterns for Machine Learning Applications』(講演者ら著、Computer、2022)を取り上げます。
■内容に関するお問い合わせ先:
AIの社会浸透研究会
E-mail: sigspai-staff@u.musashi.ac.jp
▼本件に関する問い合わせ先
武蔵大学 広報部
増田(ますだ)・西(にし)
住所:〒176-8534 東京都練馬区豊玉上1-26-1
TEL:03-5984-3813
メール:pubg-r@sec.musashi.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。