~コーセー花王 サステナビリティ領域での協働の取り組み第一弾進捗~ コーセー・花王提供のメイクアップ化粧品、新たにアップサイクルボールペンへボールペンを用いた啓発イベントの共催を予定



 株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 一俊)と花王株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:長谷部 佳宏)は、役目を終えたメイクアップ化粧品(※1)をアップサイクルした絵具などの色材を製造・販売する株式会社モーンガータ(本社:東京都練馬区、代表取締役:田中 寿典)の活動に賛同し、研究所における品質追求・品質管理の過程で最終的に商品にならなかったメイクアップ化粧品を提供しています。このたび、コーセーと花王が提供したメイクアップ化粧品が、モーンガータにより水性ボールペン「SminkArtペン(スミンクアートペン)(※2)」に生まれ変わりました。2023年9月から試作が開始され、2024年以降コーセーと花王が実施する各イベントへの提供が予定されています。
 今後、コーセーと花王は、両社のメイクアップ化粧品をアップサイクルした「SminkArtペン」を用いた啓発イベントを共催するなど、生活者に向けたサステナビリティ領域での協働取り組みを進めていきます。
 なお、モーンガータは、株式会社サクラクレパス(社長・西村彦四郎)の技術協力のもと、2022年7月より水性ボールペンの開発を開始し、2024年秋頃の一般発売を目指しています。
(※1)アイシャドウなどの色のついた粉体のメイクアップ化粧品のこと。 (※2)名称は、商品化の際に変更する可能性がございます。
[画像: https://prtimes.jp/i/41232/500/resize/d41232-500-0428d562175db48ec673-2.jpg ]

       メイクアップ化粧品をアップサイクルした水性ボールペン「SminkArtペン」

 コーセーと花王は、2021年10月より、持続可能な社会の実現をめざし化粧品事業のサステナビリティ領域における協働を進めてきました。2022年4月からは、第一弾として、「化粧品プラスチックボトル水平リサイクルの取り組み」とともに、「絵の具などへの化粧品再生利用の取り組み」を推進。研究所における品質追求・品質管理の過程で最終的に商品にならなかったメイクアップ化粧品をモーンガータに提供する活動を続けています。コーセーでは、このメイクアップ化粧品からアップサイクルされた絵具を使用したお客さま向けイベントに加え、同じくメイクアップ化粧品から作られた印刷用インキ「ecosme ink(R)(エコスメインキ)(※3)」によるギフトボックスやショッパーバッグといった包装資材への印刷などに活用。花王も、絵具を使用した塗り絵体験イベントや子ども向けの体験型アートイベントを実施するなど、アップサイクル色材を用いた取り組みをそれぞれ進めてきました。
(※3)TOPPAN株式会社の商標登録。アイシャドウやファンデーションなどのパウダー化粧品原料を再利用した印刷用インキおよび顔料。

 今回、メイクアップ化粧品のアップサイクル品に汎用性の高いボールペンが加わることで、取り組みの幅がさらに広がることが期待できます。この度試作された「SminkArtペン」は、コーセー、花王、両社のメイクアップ化粧品を組み合わせて作られたもので、複数色のカラーを展開予定です。今後、コーセーは、オフィシャルスポンサーとして「キッザニア東京」内に出展している『ビューティスタジオ』パビリオンにて使用し、子どもたちが化粧品のアップサイクルに触れる機会の提供を予定しています。花王は、社内外でのさまざまな活用を通じて、サステナブルかつ化粧品ならではのきれいな色や多様な質感で、ひと味違う彩りを楽しむ機会を提供していきます。また、コーセーと花王の共催で、「SminkArtペン」を活用した生活者向けイベントの実施も検討しています。

引き続き、両社が協働することの社会的意義を踏まえ、取り組みの拡大と推進を強化していきます。
コーセーと花王のサステナビリティ領域における協働

 コーセーと花王のサステナビリティ領域における協働につきましては、活動テーマに「環境保護・循環社会の実現に貢献する取り組み」「社会課題の解決に貢献する取り組み」を掲げ、推進・検討を進めています。協働第一弾の「絵具などへの化粧品再生利用の取り組み」は、「環境保護・循環社会の実現に貢献する取り組み」の一環です。今後も、企業の垣根を越えて、両社で協働できる取り組みを模索し、持続可能な社会の実現に寄与するソリューションをさまざまな分野で創出していきます。
当社グループのサステナビリティ推進活動について

 1991年より「美しい知恵 人へ、地球へ。」を企業メッセージとして発信し、「人へ」と「地球へ」という2つの側面から広く社会的課題に貢献する独自の活動を推進してきました。2020年4月には、中長期ビジョン「VISION2026」において、グループ全体のサステナビリティに関する取り組みと 2030年までの目標をまとめた、「コーセー サステナビリティ プラン」を発表しました。当社グループでは、社会的課題への対応を、「事業成長」と「持続可能な社会の実現」の両立を図るために欠かすことのできない重要な経営課題のひとつとして捉え、サステナビリティ活動を推進しています。
■「コーセー サステナビリティ プラン」
  https://corp.kose.co.jp/ja/sustainability/plan/pdf/20210430.pdf
■コーセー 企業情報サイト 「サステナビリティ」
  https://corp.kose.co.jp/ja/sustainability/
関連情報

■コーセーと花王が化粧品事業のサステナビリティ領域で包括的に協働
   https://corp.kose.co.jp/ja/media/2021/10/20211014.pdf
■〜コーセー×花王 サステナビリティ領域での協働の取り組み第一弾〜  「化粧品プラスチックボトルの水平リサイクル」と「絵具などへの化粧品再生利用の取り組み」においてコーセーと花王による協働を開始
   https://corp.kose.co.jp/ja/media/2022/02/20220214.pdf
■コーセー、ギフトボックスやショッパー等の包装資材に化粧品を再生した『ecosme ink(R)(エコスメインキ)』を活用  〜当社で役目を終えたメイク製品を再利用し循環型アップサイクルを実現〜
   https://corp.kose.co.jp/ja/media/2022/10/20221026.pdf
■〜コーセー×花王 サステナビリティ領域での協働の取り組み第一弾進捗〜「化粧品プラスチックボトル水平リサイクルへの取り組み」と「絵具などへの化粧品再生利用の取り組み」において コーセーと花王による協働を拡大
   https://corp.kose.co.jp/ja/media/2022/12/20221207.pdf

引用元:BIGLOBEニュース

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