飲料水や乾電池、買いだめ続き品切れも…「3日分の食料買った」
東京都内のスーパーなどには11日朝から、台風に備えて買いだめをする客が次々に訪れ、一部の商品が品切れになった。
練馬区のスーパー「あまいけ上石神井店」では、飲料水のペットボトルやパンが売り切れた。飲料水は通常の5倍程度を仕入れたが、開店後間もなく完売。榎本俊夫店長は、「先月の台風では、千葉県で断水があった。こうした水不足に備えようとするお客が多いのでは」と話した。
同区のスーパー「アキダイ関町本店」では、火を使わなくても食べられるトマトやレタスなどの野菜が売れた。買い物かごいっぱいに野菜や肉などを入れた建築業の男性(54)は「台風の影響がある3連休に対応するため、3日分の食料を買いました」と語った。
防災用品を求め、ホームセンターにも多くの客が足を運んだ。
28都道府県に218店を展開する「カインズ」(本部・埼玉県本庄市)の一部店舗では懐中電灯や乾電池、カセットコンロなどが品薄状態になった。窓ガラスが割れるのを防ぐために使う粘着テープも売れていて、広報担当者は「品物によっては入荷後すぐに売れて欠品になる」と説明した。
横浜市戸塚区の「ロイヤルホームセンター戸塚深谷店」では、雨や強風に備えるブルーシートなどが夕方までに品切れとなった。
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