りっくんランドで購入した進化系非常食を食べてみた~第2弾 陸型 牛丼~

先日の記事で、進化系非常食第1弾をお届けしました。
りっくんランドの進化系非常食を食べてみた~第1弾 海型カレーライス~

今回は第2弾として、陸上自衛隊広報センターりっくんランドの売店sakuraで購入した「防衛糧食 陸型」をご紹介します。

陸上自衛隊 広報センター りっくんランド
開館時間:10:00~11:30、13:30~14:50、15:20~16:40
休館日:月曜・火曜・年末年始(休館日が祝日にあたる場合は翌日の平日が休館になります)
入館料:無料
住所:178-8501 東京都練馬区大泉学園町

防衛糧食 陸型


陸型のパッケージは戦車です。かっこいい~!



ちなみにりっくんランドには本物の戦車も展示されています。
戦車は施設入り口手前、館内、館内より通じる中庭のような場所の3か所で展示されています。いずれも実際に乗ることはできません。

しかし、館内にはVR体験コーナーがあり、戦車の乗車体験をすることができます。私も体験させてもらいましたが、思ったよりスピードが出て、ガタガタと走行音が響き、少し緊張しました。
戦車の乗車体験のほかにも、FH70近迫射撃、155mm榴弾砲なども体験できます。

パッケージと同じ戦車も展示されているのでしょうか。りっくんランドへ行く機会がある方、同じ戦車があるか確認してみてください。
気になる防衛糧食陸型の中身は、牛丼!カレーは5年保存でしたが、牛丼は3年保存になります。外袋の裏面に防衛糧食の使用方法が書いてあります。やけどしないよう、よく注意書きを読んで使用してくださいね。

作り方は6ステップ

①外袋のチャックを開け、中身を全て取り出す。

外袋をあけると中には牛丼のもと、白いごはん、発熱剤、発熱溶液、スプーン、紙ナプキンが入っています。
外袋はチャックなのでハサミなどを使う必要なく、手で開封できます。

②発熱剤を赤いしるしに合わせて外袋の中に置く

発熱剤の袋も簡単に開封できました。外袋のちょうど中央あたりに発熱剤を置きます。

③発熱剤の上に牛丼のもと、白いごはんを縦向きに置く

説明書は横並びの図になっていますが、縦向きにおきます。

④発熱溶液をいれる

発熱溶液は無色透明無臭の液体です。こぼさないように気を付けながら、外袋の中に注ぎます。

発熱剤に発熱溶液がかかった瞬間すぐに反応し、しゅわ~っと音がなりました。

⑤外袋のチャックを閉め、約30分間放置します。

噴気口から熱い湯気がでるので、外袋を持つときは注意しましょう。また、発熱時に水素ガスが発生します。室内で使用する場合はしっかりと換気をしてください。
第1弾では室内で使用し、換気が不十分だったためガス警報器を発動させてしまうミスをやらかしました。。今回はその失敗をうけ、バルコニーで放置することにしました。外なら警報器関係ないし安心!

⑥直接触らないよう手袋等を使用して、食品を取り出す
30分後もまだ少ししゅわしゅわと反応が続いていました。反応が終わる頃を見計らって、タオルを使いながら中の食品を取り出します。水滴がついているので、開封時食品にかからないようタオルでよく拭いておきます。
外気温10度ほどのなかで30分放置しましたが、しっかりアツアツにできあがっています。すごーい!

付属の紙ナプキンでしっかり手をふきます。賞味期限はまだまだ先ですが、紙ナプキンはカピカピに乾いていました。付属されてるだけありがたい、というところですかね。

白いごはんを開封。いわゆるパックごはんですね。

牛丼のもとをごはんにかけます。溢れさせることなく全部かけることができました。
これは、想像以上に豪華な出来!市販のレトルト牛丼よりも、牛肉もタマネギも結構大き目だと思います。前回のカレーとくらべても、具がかなりしっかりしてます。

気になるお味は・・・



甘辛で、ほどよい塩気。美味しいです!牛肉は噛み応えがあります。タマネギはやわらかめ。しらたきも含め、具材には味がしみています。
牛肉は赤身多め、ほんのり脂身というバランス。脂がつらい年ごろになってきた私にもちょうどいい量です。

ごはんが全体的にひたひたになる程つゆだくだく。完食した後もつゆが残るほどでした。こういうのってごはんが余っちゃうと興ざめですよね。最後まで牛丼の味を楽しむことが出来ました。
牛丼屋さんで食べる出来立ての牛丼と比べれば出来は劣りますが、味・食べ応え的にも満足のヒトサラでした。
個人的にはカレーよりも牛丼の方が好きだな~。カレーって辛さや好みが色々と別れそうだけど、牛丼はだいたい同じ味だし、嫌いな人が少なそうなイメージです。アレルゲンも少なそうだし、万人受けするのかな?と思いました。

まとめ

これまで大きな災害を何度も乗り越えてきた日本だからこその進化した非常食。
第2弾は「防衛糧食 陸型」の牛丼をお届けしましたがいかがでしたでしょうか。今回は外で作ることで、防衛糧食の寒さ耐性もテストできました!
海型、陸型ときて、次は何でしょうか?第3弾もお楽しみに!

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