練馬区で御朱印巡り~妙福寺@大泉学園~

西武池袋線の大泉学園駅から徒歩9分程のところに妙福寺はあります。

妙福寺はもともと慈覚大師(円仁)を開基とする天台宗のお寺で、慈東山大覚寺(じとうざんだいかくじ)と称し、その開創は平安時代の嘉祥三年(850年)と伝えられています。鎌倉時代の元享二年(1322年)に日祐上人により法種山妙福寺として日蓮宗に改宗しました。
天正年間(1573~92年)より寺領二十一石五斗を与えられ、三代将軍徳川家光から十四代家茂に至る九通の朱印状(写し)も所蔵されています。この地での日蓮宗の中心となり、「西の中山」と称され、現在の山号も西中山となっています。



保育園が併設されており、お参り中も子供たちの元気な声が聞こえてきました。お寺の関連施設として近くにはテニスコートや陶芸倶楽部などもあります。
静かな住宅街ではありますが車通りはかなり多いので、通行の際は注意が必要です。


手前に総門、敷地内側に仁王門があります。


仁王門をくぐると左手にはお手洗いがありました。車道から門までの参道も広く長いですが、仁王門の先も広い敷地が広がっています。

その先に手水舎があります。

三十番神社というのもありました。

ねりまの名木に指定されている樹木はありませんが、敷地内には立派な木がたくさん植えられています。木陰を感じながらお参りさせてもらいました。
大木と大木の間に丸い石がありましたが、これは何の石だろう?

妙福寺の梵鐘は総高130cmの銅製で、江戸時代初期の梵鐘としては作柄がすぐれています。鐘の周囲には「不受不施」に関すると思われる文字が刻まれています。
この梵鐘、実はテレビドラマの撮影で使用されたことがあります。
NHK土曜ドラマ「少年寅次郎」という作品です。「男はつらいよ」の主人公寅さんの少年時代のお話で寅次郎少年が妙延寺の梵鐘近くを走り回るシーンがあります。
全5話中の前半3話に妙福寺が登場しているようなので是非チェックしてみてください。


本堂はこちらでしょうか。目の前には大迫力の日蓮聖人像があります。こちらは長崎の平和祈念像で有名な北村西望さんの作品です。こんな身近に北村さんの作品があるとは知らなかったのでより感動してしまいました。



つながるようにもうひとつ建物があります。

その先に寺務所があります。寺務所も相当築年数がたっているようで、中に入ると圧倒されます。
暗くて撮影はできませんでしたが、屋根の様子や柱などじっくり見てみたかったです。

この広い敷地はお掃除が大変だろうなと見回してみると2,3人で除草作業や清掃をされているようでした。

御朱印

書置きのものを用意している時もあるようですが、ちょうど無くなってしまっていたようでその場で手書きでご対応いただきました。300円お納めしました。

お寺で猫探し

猫は見当たりませんでした。

googlemap

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。