練馬区で御朱印巡り～九品院＠豊島園～

西武豊島線・都営大江戸線の豊島園駅より徒歩1分のところに浄土宗田島山十一ヶ寺があり、その中の一つに九品院があります。

十一ヶ寺の最奥、墓地手前に位置します。山門をくぐると、順路が矢印で示されています。

石段の手前には水子地蔵尊があります。

石段を登ると・・・

蕎麦喰地蔵尊があります。にこやかな表情で蕎麦を囲んでいます。
お蕎麦の上にお賽銭がたくさん。
謂れとなるお地蔵様の言い伝えを簡単にご紹介します。
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尾張屋というお蕎麦屋さんに毎晩お蕎麦を食べにやってくるお坊さんがいました。
どこのお寺のお坊様か尋ねると、お坊さんは口を濁してしまいます。蕎麦好きのキツネかタヌキが化けているのではと疑った主人は、そのお坊さんの後をこっそりついていきました。
すると、お坊さんは誓願寺の山門をくぐり境内に入っていきました。「やはり本当のお坊さんだったのだ」と疑ってしまったことを主人が反省し山門の陰で拝んでいると、お坊さんが地蔵堂の中にすうっと消えていくのを見てしまいます。
その晩、家に帰った主人の眠る枕元にお告げが聞こえました。「私は西慶院地蔵である。いつも汝から蕎麦の供養を受けている報いとして、一家を悪疫から守って遣わそう」
それ以来、主人は西慶院のお地蔵様に蕎麦を欠かさずお供えしました。ある時江戸に疫病が流行し死者が絶えなかったが、尾張屋一家はみな無事であったといいます。
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その左側には小さなお地蔵様が並んでいます。

こちらのお地蔵さまにはお蕎麦でなくお団子がお供えされていました。

こちらにも蕎麦喰い地蔵が。中を覗いてみると、ざるそばがお供えされてます。
お札やお守りの他に、お寺では珍しい！ラバーバンドなんかも置いてありました。
順路通りに進み、階段をおりると本堂があります。
その隣に寺務所があり、御朱印はそちらでいただきました。

御朱印

手書きでご対応いただきました。300円お納めしました。

お寺で猫探し

猫は見当たりませんでした。

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