ラーメン激戦区の江古田駅で食す。飽きのこない煮干しベース和風らーめん「らーめん太陽」
ラーメン激戦区江古田の有名老舗ラーメン店
今回降り立ったのは100m以内に10店ほどのラーメン店が軒を連ねる屈指のラーメン激戦区である江古田駅。西武池袋線江古田駅南口から徒歩2分。学生の街というイメージが強い江古田で40年続く有名老舗ラーメン店「らーめん太陽」の暖簾をくぐってみた。
まず、デーンと目に入ってくるのが、店前の黄色いスタンド看板に書かれた「日本一の和風にぼしらーめん480円」
・・・
・・・480円!!!
・・・
しかも、下には1.5玉と書いてある。
「他店の大盛と同じです。」というアピール。
とはいえ・・・この世は言ったもの勝ちである。(と、この時はまだ思っていたが、のちに偽りがないことが判明)
昼の3時をまわっていたが、その時間でもそれなりにお客が入っている。
席に案内されて、水を運んできてくれた女性の店員さんに聞いてみた
「どのラーメンがおすすめですか?」
と聞いてみると
「う~ん、セットがでる(=良く売れる)かなぁ。特にBセットが人気ですね」
と、メニューに指をさす。
物腰がとても柔らかい感じの接客にも好感がもてる。
そして、指をさされたBセットの価格をみて目を疑った
味玉半分がのったラーメンにジャンボ餃子が3つ付いて780円!
スタンド看板に書かれた480円の和風にぼしらーめんだけではなく、すべてが安い。
ラーメン一杯の料金で味玉や餃子がついてくるではないか!
迷わず「Bセットで!」
店内はコロナ対策で入り口のドアが解放されていたが、エアコンが効いていて涼しい。
会計をする中年の男性客が
「20年ぶりくらいに来たけどやっぱ旨いねぇ」
と話すと
「じゃあまた20年後にお越しください(笑)」
ワハハワハハと店員さんの掛け合いも素晴らしい。
とにかく切れることなくお客さんが入ってくる。
店内を見回してみると壁にはサインやメニューの写真が並んでいるなかに一枚のお手製のポスターが。
そこにはらーめん太陽 従業員一同という名のもとに以下の言葉が書かれていた。
「らーめんはスープです
スープに三倍のコストをかけました。日本海の境港の新鮮な煮干しを中心に、九十九里、各地の煮干しをブレンドし、和風らーめんの究極の味を何とか出したいと懸命です。(以下、略)」
日本一のにぼしラーメンを謳うこだわりが堂々と掲げる。
否が応でも期待が高まります。
そうこうするうちに、やってきました。
「デカっ」
テーブルに置く前から感じられる餃子のジャンボ感。
そして、ラーメンを手前に引いたときに感じる重量感。
手前に引いただけで分かる。これは大盛りのやつやん。
麺の一部がラーメンのスープの海を突き抜けて、麺で陸地をつくっている。
これはもう大盛り確定です。
前言撤回!
「他店の大盛と同じです。」というアピール。
この世は言ったもの勝ちである。と一瞬でも誇大広告と疑ったお店の皆さんごめんなさい。
早速、ラーメンを覗く。
透き通った醤油ラーメンに香る心地よい薫り。
そして、メンマの量。
これはメンマ好きが歓喜するに違いない。とにかくメンマ多めなのである。
そうこうしてられない。麺がのびてしまう。
早速、実食。
チャーシューも美味しいが、スープは本当に煮干しへのこだわりが感じられる。
スープを口に運ぶ時の匂い以上に、飲み込むときは煮干しの風味が口いっぱいに広がり
とにかく、優しく、懐かしくちょうどいい。
それでいて、ボリュームは多い(笑)
男性客には嬉しいボリューム感であり、昔ながらのラーメンを食べるならば星3つを文句なくつけられる味だ。
「らーめんはスープです」というポスターは伊達じゃない。
ジャンボ餃子も大きいにもかかわらず、大味感はない。
皮ももちもちで餃子をもちあげると肉汁が滴る。
ラーメンも餃子もボリュームを含めてなにもかも大満足である。
定休日:無休
営業時間:11:00~翌2:00
住所: 東京都練馬区旭丘1-75-8
アクセス: 西武池袋線江古田駅南口 徒歩2分
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