個人でできるコロナクラスター対策(2021年2月版)
はじめに
コロナ発生から1年が経過した。2月17日からファイバー製のワクチンが医療従事者限定での投与が始まったが
日本よりも先にワクチンを投与した外国の事例を見てみるとコロナの猛威が収まるのはまだ1年以上かかるだろう。
私が住む練馬区のコロナ感染者は東京23区ないでも6位とかなり感染者が多い方である。
ワクチンが我々一般人にまで回ってくるまで1年近く待たねばならない言われているが
その間、個人でもクラスターの発生を抑えるためにできることを考えてみる。
最近の練馬区で発生したコロナクラスター
ますは練馬区で発生したコロナクラスターが発生した事例から共通点を見つけたい。
事例1
最近の事例では2021年2月3日に練馬区の光が丘病院がある
この事例では医師2人、看護師5人、事務員8人計15名が新たに新型コロナウイルスへの感染が判明した。
同病院は過去にもコロナクラスターが発生しているので、今回の感染者を含めて合計78名が新型コロナに感染している。
同日、有料老人ホーム「もみの樹・練馬」にても職員や入居者含めて23名が新型コロナに感染したと判明した。
事例2
少し遡って2020年12月25日、26日にも練馬区立小学校でクラスターが発生した。
感染者は教員3名、児童が16名の合計19人である。
事例3
2020年年12月11日、「ねりま健育会病院」で新型コロナのクラスターが発生し、
同日までに合計79名が感染したと判明した。
コロナクラスター発生場所の共通点は?
練馬区で最近新型コロナクラスターが発生した場所は
- 病院
- 小学校
- 老人ホーム
となっていることが分かる。これらの施設の共通点はなんだろうか?
人がたくさんいるのはもちろんだが、それだと、駅周辺の施設や高校や専門学校でも発生しないとおかしい。となれば、人がたくさんいることだけではなく他にも条件があるのではないだろうか?
例えば、病院はコロナ患者の受け入れで切羽詰まっていて余裕のない状況である。
そこには医療従事者と患者とその家族が入り乱れているのでとてもストレスが溜まりやすい環境になる。
先日健康診断を受けに行った病院でもコロナの影響で一般診療が混雑していた。
待ち時間や病院側の対応にイラッと来たのか診察を受けに来た人の怒声が度々聞こえてきた。
怒鳴っている人は、自分がイラついているのをわかりやすく伝えたいためか、
なぜか口を覆っているマスクをずらしてから怒鳴る。
まるで、お前のせいで俺はイライラしている。
早く俺の言うことを聞いて対処しないとここにいる他の人にまで感染するかもしれないぞ
と脅しているようにも見えた。
一方小学校はというと、体力の有り余っている子供たちがコロナの影響で自粛でイベントが制限されたりでストレスが溜まっていることだろう。
そのストレスを発散するために友達と群れて大声で話したり、プロセスごっこや追いかけごっこで体を動かすことが多くなる。
昔、人が猿の時代から集団で身を守るため、あるいは集団の序列内で上位のポジションを得るために大声で叫びながら同族に対して牙と爪で攻撃し争い合ってきた。
それと同じ用に、おそらく猿だった頃の衝動を抑えきれない小学生の子供も同じように大きな声で他人を威嚇し、自分とその仲間に有利な知識を強制し、
自分は攻撃してもいいが、お前はだめ
という一方的に格下のいじめることのできる状況を作ることに躍起になる。
小学生ぐらいの年代は日本全国どこでも運動のできるヤツが偉い。
足が速い、サッカーがうまい、野球チームに部に所属している。
もう2,3年もすれば「頭のいいヤツ」にそのポジションを取って代わられるとは知らずに周りが自分の言う事なら何でも聞いてしまうので、
俺はこのクラスのボスなんだ。俺が命令してやらないとこいつらはダメなんだ
などと愚かな勘違いしてその他大勢を先導しはじめる。スポーツなどの習い事をしていなくて、相手よりも有利になる材料を持たないその他大勢に分類される者たちは、自身の保身のためにそいつらに従わざるを得なくなる。
ボス各の生徒は別に自分が気分よくなりたいだけだから、格下にでかい声命令したり、他のものに聞こえるように馬鹿にするような発言を行うようになる。
クラスで上位のあの人が誰かを馬鹿にしたら、周りの一緒になって笑う
これでコロナクラスターの出来上がりだ。
このように病院と小学校でコロナクラスターが発生するのはそこに集まる人がストレスを感じることで発散するための行動が原因になっていると考えられる。
そこで、ワクチンを摂取しなくても、攻撃になっている精神を落ち着かせることができれば良いのではないかというアイデアが考えられる。
個人でできるコロナクラスター発生を防ぐアイデア
個人的に調べたもので精神安定、ストレス発散に役立つものを紹介したい。
1.セロトニンとトリプトファン
セロトニンはストレスに対して効能のある神経伝達物質で、感情や気分のコントロール、精神の安定に深く関わっている。
その効果から「幸せホルモン」とも呼ばれることがある。セロトニンは日光浴をすると増加するが、材料として必須アミノ酸の1つであるトリプトファンが必要。
またセロトニンは増やすと体のリズムを整える睡眠ホルモンであるメラトニンの材料であることから、セロトニンの材料であるトリプファンを摂取すると1粒で2度美味しい。
トリプトファンを含む食品には、チーズ、ヨーグルト、納豆、マグロ、ピーナッツ、バナナ等がある。
2.周辺環境に青色を取り入れる
色彩心理学によると青色には、心身の興奮を鎮め感情を抑える効果があるとされている。
これは青色の光が見る人の副交神経を刺激することで、対象の脈拍や体温を下げ、それに合わせて呼吸もゆっくりになるからである。
過去に学級崩状態の小学校の2年生を対象としたクラスで次のような実験が行われた。
教室の壁の色をもともとはオレンジ色だったのを青色に変えたところ、子供たちの行動に変化が現れた。
調べてみると、血圧が120から100に下がっていた。血圧が下がったことによって子供たちに落ち着きが出て話をよく聞くようになった。
またウェブサイトの背景色を赤やオレンジのような読み手にストレスを与える色にすると、滞在時間は短くなる傾向にある。
3.書くストレスマネーメントを行う
筆記療法とは心理学者のジェームズ・W・ベネベーガー氏が1980年代に考案した心理療法の一つである。
過去のストレスの溜まるや出来事を体験した人が、その出来事について1日15分の各作業を4日間実施することで病気や医者にかかる回数が減ったり、健康状態が改善することを突き止めた。
なぜ書き出すだけで、このような効果があるのか?
それは自分の中の葛藤やトラウマにケリをつけることができるからである。
仮に葛藤やトラウマを書き出さなかった場合は、葛藤やトラウマを頭の中で考え続けることになるが、悶々と考えるだけでは形になって残らないので「終わりにする」ことが出来ない。
でも、紙に書ききることで、嫌な気分や莫大な仕事も有限であり無限でない事を自覚することができる。
さらに人間の脳は紙に書いた時点で『記録に残った』と認識して『頭に置いておく必要はない』と考えるということがわかった。
これらの動きは、神経細胞をはじめ『キャパシティに限界を持つ脳』としては極めて『合理的な戦略』と言える。
参考資料:Expressive Writing: Words That Heal
まとめ
練馬区に住む私達自身がコロナクラスターの発生源にならないために、身の回りだけでもストレス対策を取り入れるようにしたい。
例えば、
1、チーズやピーナッツなどを食べる。日光浴をする
2、周囲にある赤やオレンジ色のものを青色に変える
3、悩みや葛藤について1日15分間書くことでストレスマネージメントを行う
といった方法がある。1つだけでいいので自分の生活に取り入れてみよう。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。