練馬区のお祭りについて(2)石神井地区祭/第三地区祭

練馬区には夏から秋にかけて、様々なお祭りが催されます。特に地区ごとに毎年開催される地区祭は、ステージから模擬店まで様々な催しが目白押しです。地区祭の始まりは昭和53年。練馬区民中央祭の開催に併せて地区ごとに小規模の区民祭を行うことによりお祭りムードを盛り上げ、地域の活性化につなげる狙いで企画されたのが始まりでした。


練馬区民中央祭が練馬まつりと名前を変え、当時よりも大きなお祭りとなった今では地区祭もそれぞれの実行委員会に運営される独立したお祭りとしてその地位をゆるぎないものとしています。
地域に根差した温かみのあるお祭りで、地区の方はもちろんエリア外からもお客さんが訪れるほど人気のものも。そんな地区祭からいくつかご紹介しましょう。

「石神井地区祭」9月1日土曜日開催

石神井池を中心に豊かな緑が広がる石神井公園。普段は閑静なこの公園で、石神井地区祭は行われます。拠点となるのは敷地南東にある野外ステージ。周囲には地域の小学校のPTAや団体が模擬店を出店しており、賑わいを見せています。ヨーヨーすくいやかき氷などオーソドックスな出店から小学生のお子さんが遊べるちょっとしたゲームコーナーまで種類も豊富で楽しめますよ。また、ステージでは地元の団体が様々な出し物を行っています。中学校のブラスバンド演奏や日本の伝統芸能を扱う地元サークルから小学生向けの人形劇までジャンルも幅広く、子供から大人まで楽しめます。また、少し離れた石神井池の周りにはJAや警察署、消防署といった公共機関の出店もあります。
9月の第一土曜日開催ということでまだまだ暑い時期ですが、池を渡る風と緑が爽やかでゆったりとお祭りを楽しめるでしょう。納涼を兼ねて足を運んでみてはいかがでしょうか。

概要
名称:石神井地区祭
主催:石神井地区祭実行委員会
開催地:石神井公園
開催期間:2018年9月1日(土) 10:00~15:00
来場者:400人(2017年時の調査)

「第三地区祭」9月29日土曜日開催

練馬区の南東に位置する第三地区。第三地区のお祭りは8月に行われる盆踊りを中心とした向山西会場とこちらの向山会場の2つに分かれており、どちらも様々な趣向で楽しめます。特にこの向山会場でのお祭りは9月末と気候も良い時期で毎年大変賑わいます。会場の向山小学校は西武池袋線中村橋駅から徒歩7分と交通アクセスもよく、近隣の方以外も気軽にお出かけできるのが魅力です。広々とした校庭に有志による模擬店やゲームコーナーが設けられており、お子様から大人まで楽しめるでしょう。また、消防署や警察署と連動した起震車や煙の体験ハウス、白バイ乗車体験など防災・防犯を啓蒙する企画も充実しているのがこちらのお祭りの特徴です。お子さまは楽しみながら防災・防犯意識を高め、大人の方も改めて考える良い機会になるのではないでしょうか。
とはいえお祭りですので、ステージでは地域の中学校による発表など気軽に楽しめる企画も満載です。暑すぎず寒すぎず丁度いい気温の頃、ぜひ足を運んでみてください。

概要
名称:第三地区祭(向山会場)
主催:第三地区祭実行委員会
開催地:向山小学校(練馬区向山2-14-11)
開催期間:2018年9月29日(土) 10:00~14:00
来場者:約200名(2017年時の調査)

練練馬区では8月から1月にかけて様々なお祭りが企画されています。各地域が趣向を凝らして開催するお祭りはただの地域の小さなお祭りに留まらず、年々盛り上がりを見せています。練馬を愛し、練馬を盛り上げるために奔走する地域の方があってこそのお祭りです。練馬区民の方はもちろん、区外の方にも愛される地区祭。是非一度現地に足を運び、お祭りを主催する方々の練馬への深い愛情を肌で感じ取ってみてはいかがでしょうか。

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