練馬区で御朱印巡り~江古田浅間神社@江古田~
西武池袋線の江古田駅を下車。北口のエスカレーターを降りるとすぐ目の前に江古田浅間神社はあります。
国指定の重要有形民俗文化財「浅間神社の富士塚」があることでも有名なコチラの神社。大きな看板が目を惹きます。
鳥居の先にある大木はねりまの名木に指定されたケヤキの木。高さは27m、幹の太さは3.1mと区内有数の大きさです。参拝のあと、木の幹を触っていく方が何名かいらっしゃいました。
「幹の太い木には、パワーがあるのよ。こんな太い木はこの辺では珍しいでしょう?」
私が撮影していると、参拝者のおひとりが声をかけてくださいました。幹が太いということはそれほど樹齢も高いということ。強い生命力を感じます。
参道左手には社務所新築の記念碑が。その先にある木造の建物は、毎年9月の第二土曜日曜開催の例大祭で行われる里神楽の舞台です。
さらに進むと手水場があります。現在は使用することが出来ませんでした。社殿の鈴も鳴らすことはできません。
他の神社では当たり前のように見る狛犬が、浅間神社では見つけられませんでした。どこの神社にもあるものだと思っていたので意外です。
見上げると「茅原神社」の文字が。境内の碑にある文字から、茅原神社とも呼ばれていると聞きました。
社務所は社殿の右側にあります。絵馬は干支のデザインと、富士山のイラストが入った丸いデザインがあるようです。おみくじや御朱印など、御用の方はインターホンを押下してください。
社務所の前には参拝者用のお手洗いがあります。
浅間神社の富士塚
社殿と社務所の間の道を進むと、富士塚があります。地元の皆さんからは“江古田富士”と呼ばれて親しまれています。
山岳信仰者にとって、富士山や神奈川の大山に登ることは御利益があると考えられていました。その後、富士山を模した富士塚が各地に築かれます。その一つがこの浅間神社の富士塚です。
今から200年ほど前の江戸時代後期に、下練馬村・中新井村・中村の各講で構成される富士講の一派「小竹丸祓講(こたけまるはらいこう)」によって築造されたと考えられています。高さ約8メートル、直径約30メートルあり、富士山を模して溶岩を配置しています。関東大震災の時に損壊しましたが、復旧され、現在に至ります。頂上の唐破風屋根のついた石祠は、天保10年(1839年)に造立されたもので、他に経ヶ嶽・太郎坊・小御嶽神社の石碑や大天狗・小天狗・神猿などの石像もあります。元治2年(1865年)の講碑、大正12年(1923年)震災時の御神体修築の碑が建っているほか、社殿のそばには文化4年(1807年)の石燈籠や文化9年(1812年)の水盤なども残っています。都区内の富士塚の中でも規模は大きく、昭和54年5月21日に国の重要有形民俗文化財に指定されました。現在は中に立ち入ることが出来る日が定められています。
富士塚に登山できる期間
◇1月1日~1月3日
◇7月1日 山開き
◇9月第二土曜日曜
各日時間は午前9時~午後3時までです。登山の際は足元に十分注意し、参道以外には立ち入らないようにしましょう。
御朱印
張り紙にあるとおり、御朱印の初穂料は300円です。他の神社の御朱印とは違うところがあるので注意が必要です。
浅間神社の御朱印は、古くからの慣わしで、神貫印(お礼に押す印)を押印するもので、神札と同じ扱いになります。したがって、直接御朱印帳には押印していただくことは出来ません。浅間神社でご用意された朱印紙をいただけます。―(注意事項より)
神社で猫探し
猫も鳥も見当たりませんでしたが、樹木が多いので虫には出会えるかもしれませんね。カブトムシとかいるのかなぁ?
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