練馬区で御朱印巡り~長命寺@練馬高野台~

西武池袋線の練馬高野台駅より徒歩4分ほどのところに長命寺はあります。

東高野山(旧谷原山)妙落院長命寺は、真言宗豊山派のお寺です。
慶長18年(1613年)、後北条氏の一族である増島重明(慶算)が一院を開き、その志を継いで弟の子、重俊が諸堂を建立、寛永17年(1640年)に大和(奈良県)長谷寺の秀算により「長命密寺」と号しました。
寺域は紀州高野山に倣ったもので、東高野、新高野と呼ばれました。江戸幕府より九石五斗の御朱印を受け、府内八十八ヵ所十七番霊場になるなど関東における有数の庶民信仰の霊場となりました。

広い境内には、東京都指定文化財、練馬区指定の文化財・名木など様々な見どころがあります。
ゆっくりお散歩するにも適した場所です。犬のお散歩でいらしている方も何組か見かけました。
山門の内側には迫力のある木造の持國天と多聞天が。




参道を進むと右手に区内最古とされる「長命寺の梵鐘」が見えます。総高115cm、口径63.2cmの銅製の梵鐘です。細い形状は、江戸時代初期の頃に造られた鐘の特徴を示しています。

本堂手前、左手には東京都指定史跡の東高野山奥之院があります。その手前にねりまの名木に指定されたシラカシとイチョウがそびえ立ちます。
長命寺のシラカシは高さ22m、幹の太さ2.5m。長命寺のイチョウは高さ34m、幹の太さ4.4mとそれぞれ区内有数の大きさを誇ります。

シラカシ

イチョウ

奥之院は紀州高野山の弘法大師入定の地勢を模して整備したものです。
霊場域の入り口には御廟橋(みみょうばし)がかけられています。

奥之院(大師堂)へ続く沿道には多数の供養塔・燈籠・六地蔵尊・姿見井戸などが配列されています。

姿見井戸は、井戸の水に顔が映れば長生きすると言い伝えられています。現在は網がかかっているので中をのぞくことはできないようです。

長命寺はたびたび火災にあい、明治以降に再建されたものもありますが、多くの貴重な文化財が残されています。


他にも紹介しきれないほど多くの見どころがあるので是非足を運んでみてください。

三波石

御朱印

緊急事態宣言中はお休みでしたが、解除されたので今は受け付けていただけます。目の前で書いていただきました。思わずカッコいい!!!と声に出してしまいました。

お寺で猫探し

猫は見当たりませんでした。

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