練馬区で御朱印巡り🐈猫ちゃん発見🐈~豊玉氷川神社@練馬~

バス停「豊玉南住宅」下車4分、西武池袋線の練馬駅より徒歩15分ほどで豊玉氷川神社です。区立豊玉南小学校の目の前にあります。







日露戦役従軍記念碑の右側に、ねりま名木に指定された「氷川神社のカヤ」があります。高さ18m、幹の太さ2.6mの、カヤとしては区内有数の大きさの木です。
手水場は使用することが出来ませんでした。
中央に氷川神社社殿。右手に須賀神社、左手に北野天満神社、三峯神社が並びます。初めはの北野天満神社が最も古くて主神、次いで須賀神社が主神となっており、その後時期は明らからでないが氷川神社が主神となりました。


社務所ではおみくじ、お札、おまもりをいただけます。
たまには、ということでおみくじをひいてみました。200円。つるつるとした薄い紙なので、お財布に入れてもかさばらなそう。結果は「吉」でした。結んで帰ります。

金子ゴールデン ビール麦発祥の地

日本のビール麦栽培は外国から導入された品種によって始められました。
最初に導入されたのは江戸時代末期といわれていますが、本格的に導入されたのは明治に入ってからで、政府が諸外国から穀類の種子を導入し、試作を始めました。
当時、輸入された中には大麦も多く、明治20年(1887年)にはゴールデンメロン(米国)の名が記録されています。
北豊島郡中新井村(現在の練馬区豊玉)の金子丑五郎が明治33年(1900年)、六条大麦の四国とゴールデンメロンの自然雑によって生じた雑種の中から「金子ゴールデン」を育成しました。
早生で草丈が低いため成熟しても倒れにくく、一時、関東一円に栽培が広がりました。
この品種を親にエビス1号、ニューゴールデン、アズマゴールデン、ふじ二条等の優良品種が育成され、初期のわが国ビール醸造に大きく貢献しました。(東京あおば農業協同組合より)

現在も練馬金子ゴールデンビールや金子ゴールデン麦茶が販売されています。麦茶はノンアルコールですので、お子さまでも飲むことが出来ます。

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力石と神輿

豊玉氷川神社には練馬区登録文化財があります。

氷川神社の力石

日露戦役従軍記念碑の前に並ぶ8個の楕円形の自然石は、江戸時代後期から明治時代にかけて、関東地方で盛んにおこなわれた若者の「力だめし」に使われた石です。
力石には重量や村名などが刻まれ、特に五十五メ(貫)と刻まれた力石は、区内でも大きい部類のものです。(練馬区教育委員会)

貫というのは重量の単位で、1貫=3.75kg。ということは55貫=約206kg、持ち上げることが出来るなんてすごいですね。

氷川神社の神輿


氷川神社境内社の須賀神社に伝わる神輿です。修理・後補がなされているため、制作年代は不明ですが、飾り収納箱の蓋の裏側に「文化十年(一八一三)癸酉六月吉日 中荒井村惣村中」の墨書があり、江戸時代までさかのぼる可能性があります。総高は176cm、轅を除く最大幅は119cmで方形造りです。屋根は黒塗り、つ巴紋の金具3個を各面に飾ります。露盤には火焔擬宝珠、鳳凰が飾られます。四方の蕨手金具の上にも小形の鳳凰が載ります。軒は二軒、朱塗りです。身舎部もやぶは黒塗り、一部は箔押し、四方に外開棧唐戸が付き、屋形内部中央には朱塗りの方柱を建てます。台部は黒塗り、四方に朱塗り高欄が廻り、各面の中央に鳥居を設けています。ながえは差し込み式です。現在は、祭礼の際に拝殿内に置かれるのみですが、昭和三十年代までは担がれていました。(練馬区教育委員会)
通常はこのようにシャッターが閉ざされ、神輿を見ることはできません。しかし、6月15日の須賀神社の例祭の日のみシャッターが開かれガラス越しに神輿をみることができます。

神主さんのご厚意で、特別に扉を開けて神輿を見せていただきました。

擬宝珠にのる鳳凰

四隅の装飾

神輿 側面

擬宝珠の上に鳳凰が乗るデザインの神輿は珍しいんだとか。
また担ぐことができる予定は?と伺ったところ、修繕には1,000万円以上かかるから難しいなあとのことです。大切に保管されているので、このまま後の世代にも引き継いでいきたいですね。
貴重なものを見せていただき、有難うございました!!!神主さんの優しさに大感謝です!

御朱印

御朱印をお願いすると「あんまり上手くないけどいい?」と控えめな神主さん。
御朱印にも「ビール麦発祥の地」の文字が。初穂料は500円でした。

神社で猫探し

以前、防災井戸のあたりで母猫と子猫が住んでいたそうです。現在も何匹か野良猫を見かけると、神主さんに教えていただきました。
今日も会えますかね~?と神主さんと話していると、「呼んだ?」とでも言わんばかりに現れてくれました。この日に出会えたのは白い手足がかわいいキジシロさん。
茂みに隠れて私たちの様子を見ていました。

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