練馬区で御朱印巡り~禅定院@石神井公園~

西武池袋線の石神井公園駅より徒歩11分ほどのところに禅定院(ぜんじょういん)はあります。

普段は山門を閉めていますが、お正月の時期は開いているそうです。



通常は、駐車場の方から境内に入ることが出来ます。山門が閉まっていると足を踏み入れていいのか少し迷いますが、参拝はOKとのことです。
犬を連れての参拝はできませんのでご注意ください。また、禅定院前の歩道が非常に狭く、車通りの多い道路ですので、通行の際はお気を付けください。

禅定院は、照光山無量寺(しょうこうざんむりょうじ)といい、真言宗智山派(豊島八十八ヵ所第七十番札所)のお寺です。本尊は阿弥陀如来です。
今から約600年前に開かれたお寺と言われており、文政年間の火災で建物・記録などが消失しましたが、境内にある板碑によっても創建の古さをうかがうことが出来ます。

門前の堂宇に安置された六地蔵や鐘楼前の大宝篋印塔は石神井村の光明真言講中によって造立されたものです。
本堂前には寛文13年と刻まれた織部燈籠はその見た目から別名キリシタン燈籠といわれ、区内でも珍しい石造物の一つに数えられています。

墓地入口、鐘楼のそばにいぼの治療に霊験のあるいぼ神地蔵もあります。

練馬区に指定されたねりまの名木、禅定院のヒヨクヒバは本堂の目の前にそびえ立ちます。高さ7m、太さ2.1mあり、幹が分岐した樹形が特徴的です


寺務所の前には「なかよし わらべ」の碑があります。
現在の石神井小学校の全身である豊島小学校は、明治7年区内初の公立小学校としてここに創立され、以来三十余年間子弟の教育の場でした。

2020年は新型コロナウイルスの影響で中止されていた大晦日の除夜の鐘も、昨年2021年は感染対策を十分にとることで実施することが出来ました。
今後も大晦日に除夜の鐘が響くよう、コロナ終息を願うばかりです。

御朱印

手書きでご対応いただきました。500円でした。

お寺で猫探し

猫は見当たりませんでした。

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