練馬区で御朱印巡り~荘厳寺@氷川台~

東京メトロ副都心線・有楽町線の氷川台駅より歩くこと7分程。城北中央公園のそばに荘厳寺(しょうごんじ)はあります。

荘厳寺は真言宗豊山派のお寺で、山号は医王山不動院といい、本尊は不動明王です。元亀年間(1570~1572)以前に良仁和尚によって開基されたと思われます。豊島八十八ヵ所霊場の第五十八番札所です。
境内には密教の要素をたたえた光明真言の塔、宝篋印塔などがあります。

南側の門は閉まっていますが、駐車場側の門や北側の門から中に入ることが出来ます。




山門をくぐった先には童女観音という石造があります。これは練馬農協主催四国八十八ヵ所弘法大師霊場巡拝が10階に達した記念に、同農協より寄進された冥加料をもとに建てられました。四国愛媛にゆかりのある詩人坂村真民さんの題字「念ずれば花ひらく」を刻んだ碑は、全世界で75番目のものになります。

光明真言塔は寛延元年(1748年)11月1日に、当地に住んでいた人たち175人によって立てられたものです。梵字で光明真言が書いてあります。
その光明真言を1億回お唱えした記念に建立するということばも刻まれています。175人で1億回ですので、1人あたり57万回も唱えたということになります。当時の方々の信仰心の深さをうかがい知れます。

宝篋印塔とは、宝筐院陀羅尼経を納めた供養塔をいいます。鎌倉時代中期以降関西に、次いで関東に多く建立されました。関東型の特徴は反花座がつくところです。
荘厳寺の宝篋印塔は江戸時代中期、正徳5年(1715年)に建立されたものです。四面に四仏の梵字が刻まれており、北に不空成就如来、東にアシュク如来、南に宝生如来、西に阿弥陀如来と示されています。

その他にも立派な鐘楼や地蔵菩薩など見どころが盛りだくさんです。


本堂は白を基調としており、とても綺麗でした。

本堂手前、寺務所よりの道沿いには迫力のある龍の燈籠もあります。

寺務所のインターホンを押すと間もなく住職が対応してくださいました。物腰の低い方で、丁寧な言葉遣いにこちらの心も引き締まりました。

御朱印

手書きでご対応いただきました。300円お納めしました。

お寺で猫探し

猫は見当たりませんでした。

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