大泉学園駅北口の「東大泉仲町銀座商店街」の会長さんに商店街について聞いてきた
東大泉仲町銀座商店街は、大泉学園北口の商店街であし、駅前を走る大泉学園通りと大泉街道に囲まれたエリアに属する商店街である。メインとなる通りは、星乃珈琲店から一本中に入った通りであり、44店舗で構成されている商店街である。
大泉学園駅は、今から約100年前の1923年に設置された駅で、1935年頃の当時の文献によると
「仲町通りは、瀧島ポンプと学園党書店の間を東北に大泉街道まで走る通りで、北側は学園堂書店、桐畑、住宅加藤、住宅岩本、山口医院、道を挟んで洋館風住宅、小松大工、滝本魚文商店…(中略)…火の見櫓まで両側で18軒程の住宅と商店が並んでいた。」とあるように、古くからこの一帯はお店が立ち並ぶエリアであった。
その後、1981年に地域に密着した商店街の存続と活性化を目的として東大泉仲町商店街振興組合が設立され、2011年より東大泉仲町銀座商店街として親しまれる存在となり現在に至っている。
商店街では、学生服・学校用品を取り扱うマルキシの岸裕三さんが2010年より会長を引き継ぎ、歳末大売り出しと年1回の抽選会をはじめ、夏に「かめまつり」を実施している。
「かめまつり」という名前は、商店街のマスコットが亀ということに由来する。
岸さんによると、モチーフの亀はロシアリクガメで、地味だけど、力持ちで愛嬌がある。そんな商店街でありたいということでうまれたマスコットである。
コロナ感染拡大により、この「かめまつり」も昨年、一昨年と中止していたが、本年は7月31日に開催した。
2014年から数えて7回目となった今回はダンスパフォーマンスやこども太鼓、水ヨーヨーつりやスーパーボールすくいなど商店街一帯で出来る限り人が密にならないように会場を分散させわずか3時間と時間短縮の上で開催した。
盛況なうちに終わったものの、やはり以前のように開催できなかったもどかしさもあったという。
岸さんは言う「はやくコロナが落ち着いて、またいつものようにたくさんの人にお祭りを楽しんでもらえるといいですね」
最後に岸さんにこの商店街を今後どうしていきたいか聞いてみました。
「大泉学園は本当に住みやすい街大賞2022で4位となりました。住みたい街づくりのひとつを商店街が担っているものとして、地域のみなさんに愛される商店街つくりをしていきたいですね」
是非、皆さんも東大泉仲町銀座商店街に足を運んでみてはいかがだろうか。
住所:東京都練馬区東大泉1-37 周辺エリア
アクセス:大泉学園駅北口周辺
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