【保谷】『いちころ』駅目の前で〝四時から焼いてます〟旨い炭火焼鳥と久留米豚骨ラーメンの店で久留米のグルメをお試しあれ!
こんにちは、ねりねりマロンです。今日は保谷で久留米のグルメを満喫します。
本日ご紹介するのは、保谷駅南口すぐのこちら
、、、ではなく、このINOSHOW前のバス停からいつも道の先に見えていたあの赤提灯の気になるお店!
ちなみにINOSHOWは大人気ラーメン店の麺処 井の庄の系列店、保谷店だけ何故かアルファベット表記のスタイリッシュな店舗になっております。こちらもおすすめのラーメン店です♪
保谷駅の目の前はもう練馬区!
先日、保谷の美味しいハンバーグ屋さんHIROSHIをご紹介させていただいた際、
西東京市にある保谷駅から1番近い練馬区のお店を探そう!的なことを一人勝手にやっていましたが、まさかの駅から道を挟んだ目の前がもう練馬区だっただなんて、、、
ということで本当に西東京市との境にあるこちらのお店をご紹介しましょう。
夕方四時から焼いてます
お店の前に行くと、気になる二つのものが目に飛び込んできました。一つはこれ、
まずはこれ、夕方四時から焼いてます?焼き鳥かな?
お酒好きはどうしてもこの赤提灯に惹かれてしまうのです、焼き鳥片手に夕方四時から一杯なんて最高なシチュエーションではないか!既に心奪われている私の心を更に揺さぶったのがこちら、
久留米豚骨ラーメン!?
卵がのって美味しそー!!!この写真にノックアウト、もう頭は久留米ラーメン一色です。
入店前に少しラーメンの豆知識をご案内。
「とんこつラーメン」発祥の地はどこ?
とんこつ=博多のイメージが強いですが、実はとんこつラーメンの歴史は、久留米から始まったと言われています。1937年、久留米の屋台『南京千両』の店主が、当時東京で流行っていた「中華そば」の技術を学ぶため上京。修行後、九州にその技術を持ち帰ったのですが、長崎出身だった店主が関東風のさっぱりとした醤油味を「長崎ちゃんぽん」風の濃厚なスープにアレンジして提供したところ、美味しいと評判になり、次々と濃厚スープのラーメンを出す店が九州中に増えていったそうです。
それが「とんこつラーメン」の始まりだったんですね〜。当初はまだ濁りのない澄んだスープでしたが、それから約10年後、現在の白く濁ったスープが誕生するのです。
白く濁ったスープは偶然の産物だった!
初期のとんこつラーメンは、どの店もスープが濁っていませんでした。1947年ラーメン屋台「三九」の主人が、スープの火加減を母に任せ出かけたのが事の始まり、帰宅すると母がうっかり長時間強火にかけ、沸騰させていまい、スープが白く濁ってしまっていたのです。当時は沸騰させずに弱火で煮込んだ澄んだスープが売りだったため、お客様には出せない、捨ててしまおう、と思った店主でしたが試しにスープを飲んでみると、
なんだこれ、う、う、うまい!!!
これが信じられないくらいおいしかったのです。これをきっかけに白濁したスープが主流になったんだとか。白くてこってりした「とんこつラーメン」は思わぬアクシデントから生まれたのでした、まさに偶然の産物だったんですね!母、ナイス!!
博多ラーメンと久留米ラーメンの違い
その一 麺が違う!
博多ラーメンの特徴は細めのストレート麺、そして「カタメン」が主流。それに対し久留米ラーメンは中太のストレート麺、更に茹で方も軟らかめの「ヤワメン」が主流。
その二 スープが違う!!
博多ラーメンは日々その日使う分だけのスープを作る「取り切り」という製法なのに対して、久留米ラーメンは創業時から絶対空にしないというスープの羽釜があり、毎日その釜に残ったスープに、別の釜でとった新しいスープを継ぎ足していく「呼び戻し」という製法を使っている。
例えるならうなぎ屋のタレのようなイメージ。ちなみに継ぎ足す際、基本的に脂を加えないので、濃厚でコクがありながらもあっさりとしているスープができるのです。店によっては何十年もののスープを引き継いでいるところもあり、これが〝煮込み時間は半世紀〟といわれるゆえんだとか。
いや〜、久留米ラーメン、知れば知るほど深いですね〜、ただ実際はラーメン文化も各地で融合され、明確な違いはなくなってきているようです。
久留米ラーメンについて詳しくなったところで、お店の紹介に戻りましょう。
旨い焼き鳥と久留米ラーメンの店
「いらっしゃいませ〜」と店員さんに迎えられ店内へ、この日の先客は1組のみ。カウンター席につくとすぐに店員さんが「先にお飲み物お伺いします」とやってきました。
軽くラーメンだけ食べようと思っていたけど、やっぱりここは居酒屋なのかな?この後まだ仕事が残っていたためお酒は飲めない、「食事だけでも良いですか?」と一応お伺いをたててみると、「全然問題ないですよ〜」と、すぐにお冷を持ってきてくれた。
早速、お目当ての「久留米豚骨ラーメン」を注文。
麺の硬さのMAXはまさかの、、、
「麺の硬さは?」と聞かれ、咄嗟に「普通で」と答えてしまった私、せっかくなら冒険してみるのもありだったかなぁと、つまらない自分にちょっと後悔。
九州のラーメン屋さんに行くとお店によっては、硬めの上に「バリカタ」とか「ハリガネ」などという更に硬いものが存在します、そして極め付けはこちら、
博多にあるお店のメニューに実際にあったそうですが、「粉落とし」そして「生麺」って、、、これは間違いなく硬さのMAXですね!
ちなみに今回ご紹介するこちらのお店では、やわらかめ、普通、硬め、とシンプルに3段階のみでした。
串は四時から焼いています
ラーメンのみの予定でしたが、ふと壁に目をやるとこんな手描きのオススメメニューが。
そしてカウンター席目の前には串焼きスペース、、、
串も2、3本頼んでみようか、ということで、気になるネーミングの博多の鶏皮ぐるぐる巻きと本日のおすすめささみ串、そして豚白もつ串を注文。
目の前で店員さんが丁寧に串を焼いてくれてます、う〜ん、美味しそう♪
そんな間にラーメン到着、早いです!
実食!久留米豚骨ラーメン
まずはトッピングからご紹介。具は食べやすい小ぶりの豚チャーシューが4枚、刻み青ネギ、そして中央にはキラッと輝く卵黄。麺は中太というよりは細麺より、ストレートだがやや縮れあり、スープは少し赤みがかった茶色の濁りスープ。
では、いっただきまーす!
まずは、いきましょう、お箸で卵をプチっと、
溢れ出す黄金色の卵黄、これを麺に絡めて食べると、
おいしぃぃぃぃぃ
スープは軽くとろみがあって麺に良く馴染む、とんこつ味だけれど臭みは全くない、食べやすいです。
濃厚なのにどんどん胃に入っていく、これが久留米ラーメンの魅力なんですね〜。
安くて旨い串!
こんな感じで提供されました。串の横にはニンニク味のキャベツ、既にこれだけでご飯一杯いけそうです。
本日注文した串3本をご紹介♪♪♪
博多鶏皮ぐるぐる巻き
店の看板メニューの一つ、毎日店舗で特製ダレに付けては焼くを六度も繰り返しているこだわりの一品です!カリッカリで味がよく染み込んでいて美味しい、これはビールに合いそうです。
ささみ串 わさび
肉厚ふっくらなささみ、パサつきがなく柔らかい、わさびをオーダーしましたが、他に梅しそや柚子胡椒もありました。
豚白もつ串
こちらも名物ということで、普段あまり食べないので注文してみました。くにゃくにゃという食感がクセになる、味はほんのり甘めでした。
今回食べられなかった心残りが二品。
鹿児島県川内市さつま町のブランド鶏さつま雅を豪快に炭火で焼き上げ奄美のサンゴ塩で仕上げた「鶏もも炭火焼串」と名物の「野菜巻き串」、近いうちに再訪します。
美味しかったです、ごちそうさまでした!
まとめ
炭火で焼いた旨い焼き鳥と久留米ラーメンが手軽に味わえるお店「いちころ」。1号店は町田に、そしてこちら2号店の保谷店は2020年にオープンしたお店。ふら〜っと立ち寄り、久留米のグルメを味わえる穴場です。是非足を運んでみてください♪
営業時間:16:00〜23:00
定休日:なし
住所:東京都練馬区南大泉3丁目31−21
アクセス:西武池袋線「保谷」南口すぐ目の前
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