まるで農業テーマパーク!「みやもとファーム」ってどんなところ?

練馬区高松にあるみやもとファーム。都営大江戸線の練馬春日町駅から徒歩10分のところにあります。
こちらの施設では野菜を育てているだけではなく、農業をもっと身近に感じることが出来る様々な取り組みをされています。

食の原点は土から」農業への想いをこめてつくったみやもとファーム

野菜や果物はお店で買って食べるもの。多くの人はそう考えていると思います。むしろ、農家の方がどんな喜びを感じて野菜を生産しているか、どんな苦労をしているかなど、知っている・考えている人は少数派なのかもしれません。
2000年に入ってから、「食育」という言葉がメジャーになり、食に関する知識・食を選択する力を習得することが大切だという声があがりました。食の安全や食育への関心度が高まってきた2008年、「作りたての野菜のおいしさを知ってもらいたい」、「農業へ関心を持ってもらいたい」という想いから、みやもとファームは農業体験塾をOPENしました。様々な六次産業を進めていく中で、街の豆腐屋さんが減少していることを知り、2016年にはとうふ房をOPEN。豆腐の文化をこれからも大切にしていきたいという想いが詰まっています。
小さなお子様から大人まで、練馬区内だけでなく多くの地域から利用者が集まるみやもとファーム。そんな魅力満点の施設をご紹介します!

農業体験塾




農業体験をするみなさん

疲れたらベンチで休憩

3月から翌年1月までの約1年の期間、農園の一区画で種まき・苗植えから収穫まで体験できます。畑の整地や管理などはスタッフがおこなってくれる他、定期的に農業講習を受けられるので農業未経験の方も安心です。道具や種・苗、肥料など、必要なものはほとんど用意されています。更衣室も用意されているので、土で汚れてしまっても着替えて帰ることが出来ます。
お散歩がてら毎日様子を見に来る人もいれば、お仕事の都合で週末に1回だけメンテナンスにくる人も。それぞれのライフスタイルに合わせて体験できるのは嬉しいですね。秋には収穫祭をおこなうなど、利用者同士のつながりがあるのも魅力の一つです。

実際に利用された方の感想を伺いました!

「野菜が苦手だった子が育つ過程を見ているため、野菜が好きになった。」

「収穫も楽しいが、育てることが楽しい」

「味が濃く、野菜の甘みがまったく違う」

「土に触れたり、太陽の下で作業することが気持ちいい」

家族で参加すれば家族間でのコミュニケーションのきっかけにもなります。お子様の苦手な野菜へのアプローチにもぴったりですね。
2022年度の募集をお楽しみに!

果樹の森

ブルーベリーはブライトウェル、ホームベル、ティフブルーなど6品種300本

「章姫(あきひめ)」いちごは「紅ほっぺ」「東京おひさまベリー」の3種類

小さなお子様にも大人気の果物の摘み取り体験。ブルーベリーやいちご、ブラックベリーなどの果物園があります。それぞれの開園日程はホームページに更新されているので、確認をしてから来園しましょう。
摘み取り体験の際は、帽子・タオル・日焼け止めクリーム・虫よけスプレーの持参がオススメです。水分補給をしながら、摘み取りを楽しんでくださいね!

養蜂

イメージ画像

2016年に設置された養蜂箱にて、西洋ミツバチの養蜂専門家が管理しています。みやもとファームで育てている様々な果樹や野菜を受粉してできあがる蜂蜜は爽やかな味覚が特徴です。
蜜源植物によって味・香りが異なるので、時期によって変化を楽しむことが出来ます。敷地内の直売所やJA東京あおば各店で手に入れることが出来ます。

農家カフェ

農家カフェ外観

農家カフェ内観

農業体験塾を利用されている方の休憩ポイントとして好評なのがこちらのカフェ。江戸時代から使用していた納屋を改築して建てられました。風情ある雰囲気の中で過ごすチルタイムは落ち着いた気持ちになれること間違いなし!敷地内の利用者さんや近隣の方だけでなく、なんとはるばる遠方からカフェにいらっしゃる方も。
こだわりのコーヒーは、早稲田のさかいちコーヒーさんから仕入れた豆を一杯一杯丁寧にハンドドリップしてご提供。 ホットとアイスでは豆や焙煎方法が違います。どちらも試してみたいですね!コーヒーの他に、農園内の旬の果実を使用した季節のジュースもご用意しています。4月は果樹の森で収穫した苺ととうふ房の豆腐を使った「のむとうふ~いちご」を販売中。濃厚な苺豆乳のような感じでしょうか・・・?今しか飲む事の出来ない限定メニュー、是非お試しあれ!

※追記※
2020年3月より当面の間、農家カフェでのご提供はお休みとさせていただきます。
直売所にてテイクアウトのみご提供させていただいております。
農園内のベンチにてお召し上がりいただくことことも可能です。
営業は火・金・土・日(月・水・木は定休日)10:00~16:00(12:00~13:00はお昼休み)です。

とうふ房

とうふ房の商品

国産大豆100%の豆腐を職人さんが手づくりしています。こだわり素材で、消泡剤を使わずにつくっているので、国産大豆の豊かな香りを楽しむことが出来ます。絹豆腐や木綿豆腐などのお豆腐だけでなく、油揚げやがんもどき、豆乳などもあります。
ファーム隣接の直売所だけでなく、JA東京あおばファーマーズショップやとれたて村石神井で販売しています。

とうふ房のお豆腐を買いに行ってみた

JA東京あおばファーマーズショップこぐれ村を覗いてみました。とうふ房の商品は毎週金曜日に入荷されるとのこと。金曜日は朝から店内が賑わい、特に油揚げはすぐに売り切れてしまうそうです。14時頃には残り僅かとなっていましたが、絹豆腐と生おからをGETできました!

googlemap

気になるパッケージ情報はご覧の通りです。


食べてみた

せっかくなので、とうふ房の豆腐とスーパーで購入した豆腐を食べ比べてみました!

カットした豆腐

箸で一掴みしてみた

右と左どちらがとうふ房のお豆腐かわかりますか??

正解は写真左側がとうふ房の絹豆腐です!どちらも絹豆腐なのですが、とうふ房の絹豆腐の方が滑らかでものすごく柔らかいです!箸でつかむのも結構大変なくらいでした。
調味料はなにもかけず、そのままパクリ。

あ、、、、、、、あまーーーーーーい!

お豆腐ってこんなに甘いものだったっけ?口の中にふわぁっと広がる甘さは上品。噛む間もなく、簡単に舌でつぶれるトロトロの柔らかさです。そのまま冷や奴で食べるもよし、お味噌汁や鍋にして食べるもよし。おたまで潰してしまわないよう、気を付けてよそってくださいね。
ちなみに、うちの子どもにも食べてもらったところ「もっとちょうだいー!」と泣きわめくほど好評でした!笑
歯が生えそろう前のお子様でも美味しく食べられるお豆腐、是非お試しください♪

生おからは、みじん切りした野菜とツナ、卵と混ぜてハンバーグにしてみました。ツナの塩気があるのでそのままでも食べられますし、ソースやケチャップをかけても美味しいと思います。
スプーンで混ぜて、スプーンで成形すれば、ワンボウルで手を汚すことなく作れます。お子様のつかみ食べの練習にもちょうどいいですよ。

いびつな形はご愛嬌ということで・・・

卯の花にしたり、おからクッキーにしたり、活用方法は様々なおから。腸活やダイエットにもおすすめです!

農業を通して伝えたい、みやもとファームからのメッセージ

おすすめスポットの直売所 まずはこちらにお問い合わせください♪

農業は特別なものではなく、生活の中にふつうにあるものと思ってほしいです。
公園に遊びに行く感覚でみやもとファームに寄って、野菜の収穫体験やブルーベリー、いちご等の果樹の摘み取りを楽しんだり、虫を探しに来たり、ちょっと木陰で休憩したり。
農と緑が持つ魅力を身近に感じて、大事にする心を養ってくれたらいいなと思います。

施設情報
施設名:みやもとファーム
住所:〒179-0075 東京都練馬区高松1-39-5
アクセス:都営大江戸線「練馬春日町駅」より徒歩10分
電話:03-3577-3929
URL:https://miyamotofarm.com/

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まとめ

みやもとファームの魅力をお伝えしました。野菜、果物、蜂蜜、豆腐・・・幅広い食材の揃うみやもとファーム。是非訪れてみてくださいね~!

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