【東長崎で地元に愛されるパン屋さん】ブーランジェリーアボンリー

今回は西武池袋線 東長崎駅から徒歩10分のところにある「ブーランジェリー アボンリー」に行ってみました。
前回行ったときにはお休みだったので、再訪問になります。

真夏に江古田駅から歩いたこともあって、結構な距離があった印象があったので、今回は「東長崎駅」から行ってみようと思います。

実際Googlemapで見てみると江古田より「東長崎駅」の方が近いみたいです。（最初から調べればよかったんですね、、、）

西武池袋線の東長崎駅は練馬区と中野区の堺にある駅です。
南口方面には「トキワ荘マンガミュージアム」があります。

そういうこともあって、出口には手塚治虫の漫画「ジャングル大帝」のレオとライヤがいるんですね。西武線沿線ていうのもあると思います。
レオかわいいですね。

「ブーランジェリー アボンリー」は月曜日は定休日、他は不定休ということで、今日はTwitterをチェックしてから行きます。前回もそうすればよかったんですね、、、。

「ブーランジェリー アボンリー」は店名からもわかる通り、「赤毛のアン」をイメージしたパン屋さんです。
アボンリーは赤毛のアンの物語の舞台になったカナダのプリンスエドワード島の田舎町の名前です。
この名前を聞くだけで勝手にお店の雰囲気を想像しちゃいますね。

駅を出て左方面に、線路沿いに歩いていくとそのうち千川通りのすぐ近くまで出ます。
千川通りの交差点を渡ってすぐのところに「ブーランジェリーアボンリー」はあります。
千川通りにぶつかるところで、通りを渡って右に曲がって少し歩いたところです。
道沿いにあるので分かり易いです。

以前は江古田駅から行ったのでかなり遠かったんですが、東長崎駅から行ったらあっという間に着きました。徒歩10分ちょっとで着きました。

雑居ビルの１Fに入っているお店です。
お店の前には、地元の方と見られるお客さん数人と、散歩途中のワンコを連れた人がお話しているのが遠くから見えました。
平日の午前11：00前くらいでしたが、地元の人がよく利用しているパン屋さんであることがうかがえます。

店舗はこじんまりとしていますがとっても可愛らしい外観です。
パン屋さんというよりケーキ屋さんのような雰囲気です。
赤毛のアンの雰囲気も出てますね。
駅から少し離れているので、静かです。

お店に入ると、本当に赤毛のアンの雰囲気で、木がふんだんに使われた店内がステキです。

パンの種類が多くて、さらにパンがどんどん追加されていました。
どれもめちゃくちゃ美味しそうです！
なんだか絵になる店内ですねー。

どれもこれも美味しそうな上、
パンひとつひとつが凝った感じです。

私がお店にいる間にも、取り置きされていた感じのお客さんが2人、私が出る際にも1人、入ってきました。
この規模のお店でこれだけ次々とお客さんが来るなんてすごいです。
しかも、皆さん近所の方っぽいのもいい感じです。

お店の人に伺ったところ、
やはり夕方になるとパンはかなり少なくなってしまうとのこと。
これだけお客さんが入れ替わり立ち代わり来ていれば当然かもしれません。

店内にはちょっとしたカフェスペースもあります。
それほどスペースは広くないので、本当にひと休みするスペースといった感じです。

その席の目の前には大きな窓があります。
お店の目の前の千川通りが見えます。

開店時間は10時～19時と少し長めですが、売り切れ次第で閉店の場合もあるので、やっぱりSNSでチェックしてから行った方が確実ですね。

遠くからくる人をターゲットにしたようなお店ではなく、地元の人向けに続けていらっしゃる印象を受けました。
地元民に愛されるお店っていいですね。

食べてみた

ブーランジェリーアボンリーの５種類のパン「ビーフカレーパン」、「ふじ林檎のパイ」、「いちごみるくパイ」、「無花果クルミパン」を食べてみました。

ビーフカレーパン

このパンは本当に美味しかったです！
今回購入したなかでいちおしのパンが、このビーフカレーパンです。

焼きタイプのカレーパンなので、あっさりとしていますが、
中身のビーフカレーがとにかくおいしかったです。

パンはごく薄めでカリカリしながらも、もちっとした食感です。
表面の焼きが香ばしいです。

中身のカレーがとにかく美味しかったです。
商品タグには「まろやか」とありましたが、結構辛かったです。
お子様には向かないくらいにはしっかり辛かったです。
ですが、旨味がたっぷりと詰まっているビーフカレーがとっても美味しいです。
外のパン生地が薄目になっているので、カレーの味を邪魔しません。

大きさは小ぶりで、ぱくっと食べられる大きさです。
食べ終わってすぐもう１つ買えばよかった！と思いました。
次回もリピート決定のビーフカレーパンです。

ふじ林檎のパイ

見たまんま、かわいい「ふじ林檎のパイ」です。
ブーランジェリーアボンリーのパイは見た目からしてとっても美味しそうなので、
こちらも期待大で購入しました。

食べてみると、パイの中には厚みのある林檎がたっぷりと入っています。
林檎に厚みがあるので、リンゴの味をしっかり味わえます。
パンというよりデザートという感じです。

中身は本当に極めてシンプルな林檎パイです。
ふじ林檎は林檎の中でも甘みが強めの林檎ですが、
味もシンプルであっさりすっきりとしていて、とっても食べやすいです。
しっとりとした林檎がとても美味しいです。

パイも、中身もべたっとした感じが全くないので、
甘いものが苦手な人にもおすすめできるさっぱりした味わいです。
誰にでも喜ばれそうな味の林檎パイで、お土産にもよいかもしれません。

いちごみるくパイ

「いちごみるくパイ」は期間限定のパンです。
こちらもパンというよりデザート的なパンです。
中にはいちごジャムと苺ミルクペーストが入っています。

食べるととっても懐かしい味がします。
なんだか、昔こんな感じのパンか、お菓子食べたことあるような、、、、
なんだったか思い出せませんが、、、
こちらはおやつにおすすめのパイです。

パイ生地はしっとりとしてやわらか。
といっても重くないのがいい感じです。
なので、中のイチゴジャムがそれほど味が濃くなくても、あっさりと、いいバランスで食べられます。
とっても優しい味です。

こちらは期間限定なので、苺以外の季節にはまた別の果実でパイがありそうですね。

無花果クルミパン

イチジクが入ったクルミパンです。
天然酵母使用で、見るからに美味しそうなパンですねー。

食べてみるとパンはもっちりやわらかい食感。
クリームチーズとの相性が抜群すぎです！

イチジクの量は見た通り多め、
無花果の甘酸っぱい味が広がります。

クリームチーズはイチジクの味を邪魔しない程度の量になっています。
クリームチーズもシンプルなものなので、あっさりと食べられます。
チーズのおかげで味にコクが出て美味しいです。

天然酵母パン特有の香りもします。とても自然でやさしい味のパンです。
クルミは少なめでイチジク主体な味になっています。
食感はほどよいもっちり感。
結構お腹いっぱいになるので、メインのパンにもなります。

ピスタチオバナナクリームパン

ピスタチオ色の見た目に惹かれて思わず買ってしまいました。
ピスタチオ、アーモンドがこぼれそうに乗っかっていて目を引く見た目です。

中にはバナナクリームが入っています。
これが結構な量入っていました。

バナナクリームに到達すると、ほぼバナナの味になりました。
全体としてかなり甘みが強いので、これは完全にデザートパンですね。

ボリュームもそれなりにあるので、甘いものがたっぷり食べたい人におすすめのパンです。

まとめ

ブーランジェリーアボンリーはこのパンの質で、全体的に本当に良心的な価格なので驚きました。

食パンの種類もたくさんあったのに、今回は買い忘れてしまったので、
次回は是非買ってみたいと思いました。

店主さんは公式HPのプロフィールにもあるとおり有名ホテルでベーカリーを経験してらっしゃったシェフとのことです。
ベーカリーシェフとしてホテルの立ち上げから迎えられるということはかなりの経験があることは間違いないですね。

ブーランジェリーアボンリーのオープンは2011年とのことなので、開店してから10年以上のお店です。

駅からはちょっと歩くので、駅近の便利なお店ではありませんが、
地元の人に愛される、日常的に食べたい美味しいパンが、ブーランジェリーアボンリーなのだと思います。
クッキーなどのお菓子もあったので、ちょっとしたお土産にもいい感じです。
やさしい味わいのまた行きたいパン屋さんです。

「えこだパンさんぽwith桜台 2023spring」にも参加予定になっているので、こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。