【大泉学園町】創業55年!地元で評判の高い隠れた名店『おもかげ寿司』

地元の人々に愛され55年

店内はカウンター9席、テーブル席8席、お座敷8席、今回1人での来店だったのでカウンター席に座らせていただきました。

カウンター席で食べるお寿司、社会人になりたての頃憧れ、初めてのボーナスで食べに行ったなぁ、と懐かしい気持ちになりながら、早速店主さんにお話を聞かせていただきました。

創業55年

こちらの『おもかげ寿司』さん、現在は2代目のご主人と奥様がお店を切り盛りしておりますが、先代がこちらにお店を開いたのは今から55年も前のことだとか。

55年!?古くからあるんだろうな、とは思っていましたが、半世紀以上前からこの地で営業し続けているとは、驚きました。

元々は先代がいた本店が神田川にかかる〝面影橋〟のたもとにあったということで、その名前を屋号にいただき、表記を平仮名にして『おもかげ寿司』となったそうです。

以前は暖簾分けしたお店が何店かあったそうですが、現在は本店を含め閉店してしまったところが多いとのこと、50年以上続くというのはやはり凄いことなのですね。

平成6年頃、2代目である現在のご主人に代替わりし、現在まで同じ場所で営業を続けている老舗のお寿司屋さんなのです。

店主さんのお話

今回は開店直後のまだ他のお客様が来られる前のお時間に、カウンター越しにお話を伺いながらのお食事、という非常に貴重な経験をさせていただきました。




カウンター席

初対面は緊張してしまいうまく話せない私ですが、こちらのご主人と奥様の優しいお人柄に助けられ、色々なお話を伺う事ができました。

例えば、年々魚の収穫量が減っていたり、それによって魚の値段が高騰しているというお話。理由はいろいろありますが、やはり温暖化の影響が大きいのではないか、とのこと。
地球規模で起きている温暖化が海の生態系にあたえる影響は大きい様で、長年市場に通い、その目で実際に見てきたプロだからこそ分かる魚の変化があるそうです。

そんな状況なので、お店では日によって扱うお魚の種類が違うそうです。
市場に行って、実際に目で見て、良いと思った魚のみを仕入れて提供するため、どんな魚があるかは行ってみないと分からない、個人店ならではの楽しみですね。

さて、本日はどんなラインナップなんでしょう。
そろそろお食事をはじめましょう。

まずは一杯

まずは、ドリンクのオーダーから。カウンターに並ぶお酒のキープのボトルを見て、お寿司には日本酒の方が良いかな、とも思ったのですが、飲みなれないお酒を飲むとお食事の味が分からなくなってしまいそうなので、いつも通りビールを注文。
キンキンに冷えた瓶ビールと一緒に提供されたのは小鉢に入った煮魚

まずは冷えたビールとお通しは煮魚

良いですね、なかなか煮魚を食べる機会がないので嬉しいです。
まずは、ビールを一杯、暑い中歩いてきた甲斐がありました、至福の瞬間。

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  • コメント ( 2 )

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  1. ピーヤ

    以前出前で利用させていただきました。週末の忙しい時間帯だったらしく電話口の女将さんが申し訳なさそうに「かなりお時間かかっちゃうかもしれませんが大丈夫でしょうか?」と。

    その後確かに時間はかかりましたがおまけの卵焼きがびっしり入っていました。
    なんだか嬉しかったです。気を遣わせちゃってすみませんでした。

  2. 匿名

    いつも出前で利用させてもらっています。
    並、特上で5300円。
    月に一回のお寿司ドカ食い贅沢日です。
    あとエビスもね。
    ありがとです。