【大泉学園町】創業55年!地元で評判の高い隠れた名店『おもかげ寿司』

おまかせ

さて、ビールで喉も潤ったところで早速注文、、、壁に書いてあるメニューから注文したら良いのだろうか。色々食べてみたいけれど、どう注文すれば良いだろう。

メニュー表

そう言えば、以前カウンターのお寿司屋さんに行った時も結局注文のハードルが高すぎてお寿司を味わうどころではなかった記憶が蘇る。

今日は美味しくいただきたい!

悩んだ結果、初来店のカウンターのお寿司屋さんということで、今回はわがままを言って全ておまかせにしてしまいました。

「メニューはありますけど、お一人だと量が多かったり注文も難しいですよね」と優しい受け答え、そして「苦手なものはないですか?」などと確認してくださり、こちらも緊張感がほぐれました。

そうなんです、何人かで来店すれば色々頼んでシェアという事もできるのですが、1人だと食べられる量も限られてくるので注文が難しいんですよね。

「おまかせで」言えてよかった、この台詞。
最大の難関だった注文を裏技(?)で攻略し、一気に気が楽になりました。

お刺身

最初に提供されたのはお刺身




付け台にのったお刺身

お寿司屋さんのカウンターの一段高くなっている部分、この部分は「付け台」と呼ぶそうなんですが、そこに直接ガリやわさび、つまが置かれ、その上にお刺身が乗せられました。

お刺身7種盛り

お刺身は向かって右からマグロ、つぶ貝、カツオ、アジ、キンキ、マコガレイ、そしてクジラ!?

お寿司屋さんでまさかクジラが出てくるとは思わず驚きと、そして食べる前から期待で胸が高鳴ります。

脂ののったマグロ、コリコリ感がたまらないつぶ貝、肉厚なカツオ、、、と一種類ずつ味わいながら順番に食べすすめます。

マグロ・つぶ貝・カツオ・アジ

最初の一切れを口にした瞬間、あまりの美味しさに「おいし〜」と声が出てしまい、もう出来れば全てのネタの美味しさを店主さんに伝えたい気持ちでいっぱいでしたが、さすがに迷惑になるだろうと心の中で美味しさを噛み締めながら黙食。

新鮮なお魚ってこんなに弾力があるんですね。いちいち感動。

そして、いよいよ初体験のクジラのお刺身です。

キンキ・マコガレイ・クジラ

こちらはにんにく醤油でいただきました。
初めて食べたクジラの刺身は、マグロにも引けをとらない濃厚さ。馬刺しにも似ていますが、更に柔らかく、とにかく濃厚で、これがにんにく醤油にとても合うんです!

揚げ物

お次は揚げ物の登場、奥様が持ってきてくださいました。左からとうもろこし、小柱、鯛。
お寿司屋さんにお刺身やお寿司以外のメニューがあるのは嬉しいですね。

店主さんに伺うと、「飲みながら色々つまみたいお客さんもいるからうちはお寿司以外のメニューも出してるんですよ」とのこと、お客様のことを考えてのメニューなんですね。

とうもろこし・小柱・鯛

の天ぷらは身がとてもふっくらとしていて揚げたてで美味しい。

真ん中の小柱をたっぷり使った天ぷらは、海苔で巻いて揚げてあります。

そして、想像以上に美味しかったのが、このとうもろこしの天ぷら。
表面に少しお塩が振ってあり、そのままどうぞ、ということで、いただくと、美味しくてびっくり!
とうもろこしの一粒一粒が大きく、そして何と言っても甘いことに驚きました。
茨城産の白いとうもろこしを使用しているとのこと。お魚だけではく、お野菜も産地を激選して納得のいくものを提供しているのですね。

まさかお寿司屋さんでこんなに美味しい野菜の天ぷらに出逢えるとは思ってもいませんでした。

一品物

続いて、焼き物。こちらは甘鯛

甘鯛

淡白ながら、ほのかな甘味と旨味があり、とても上品な味わいです。サイズも控えめで食べやすいです。

そして、お次はあん肝
お酒の絶好のあてになるあん肝は、もみじおろしとポン酢でいただきます。

綺麗なオレンジ色のあん肝

あん肝はオレンジ色の部分が多く、ツヤがありふっくらしていて、みずみずしいものが美味しいとのこと。オレンジ色の部分は脂肪分なので、鮮やかな色をしているのは、酸化していなくて新鮮な証拠なんです。

一口食べてこちらもびっくり。なんとも言えないコクと旨味が口の中に広がる、美味しい〜。

そして次に登場したのがこちら、、、

白子。

ふぐの白子

しかも、〝ふぐ〟の白子という珍しい逸品。白子というとたらの白子を思い浮かべますが、まるで違う。
ふぐの白子は、海の宝石とも呼ばれていて、クリーミーな味わいで栄養価の高い食材なんだそうです。

「熱いので気をつけて召し上がってくださいね」、と親切にアドバイスいただいたにも関わらず、早く食べてみたいという好奇心を抑えられず、まずは割ってみる。

中はとろっと濃厚クリーミー

中は白くかなりとろみがございます。

そして一口、、、熱い。思った以上に中が熱々でした、おそらく周りの皮の部分が熱さをキープしていたんでしょうか。
白子を食べる際はお気をつけくださいね。

外の皮がモチッとしていて、中身はとろみがあり、お塩で焼いているということで多少の塩分も交わり、実に美味しい。
とにかく濃厚!これは驚きました。

普段あまり日本酒は飲みませんが、あん肝や白子は、これは日本酒に合いそうだなと思いました。

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  • コメント ( 2 )

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  1. ピーヤ

    以前出前で利用させていただきました。週末の忙しい時間帯だったらしく電話口の女将さんが申し訳なさそうに「かなりお時間かかっちゃうかもしれませんが大丈夫でしょうか?」と。

    その後確かに時間はかかりましたがおまけの卵焼きがびっしり入っていました。
    なんだか嬉しかったです。気を遣わせちゃってすみませんでした。

  2. 匿名

    いつも出前で利用させてもらっています。
    並、特上で5300円。
    月に一回のお寿司ドカ食い贅沢日です。
    あとエビスもね。
    ありがとです。