【練馬駅】パリのビストロ気分が味わえる「コック・オーヴァン」

気になるお店

西武池袋線練馬駅中央口。（練馬文化センターがある方です！）
「つつじ公園通り」というこじんまりとした通りがあるのですが、以前そちらを通った際に外観の愛らしさに心惹かれたお店があったのです。
そこは『コック・オー・ヴァン』というビストロです。

気になったら行動を起こさずにはいられないかばごん。
ランチも頂けるとのことで、梅雨の晴れ間の昼下がりに訪れてみました。

つつじ公園通りを入ってすぐ。

まるで、パリの路地裏に迷い込んだかのような愛らしい佇まいのお店です。
さっそくお店の中へ一歩踏み入れてみましょう。

パリのビストロ感

店内はカウンター席とテーブル席があります。
どこでも自由にどうぞということなので、（一応、確認を頂いてから）4人掛けのテーブル席にしました。

黒板には手書きでメニューが書かれています。
ざっと目を通してみるだけでも、本格的なビストロとわかるメニューに心躍ります。
（夜にアラカルトを注文してワインを飲みたい感じ！）
しかし、今日はランチということで、手渡されたランチメニューに目を通します。

ビーフストロガノフも鮮魚のムニエルもヒレカツのデミグラスソースも美味しそうなのですが、3種類もあるハンバーグがやっぱり気になります。
塩レモン・フレッシュトマトとモッツアレラ・4種のチーズと蜂蜜。
いや～♡どれも美味しそうだなと迷った末に、夏らしい塩モンのハンバーグステーキ（1400円）にしました。
（一番シンプルに味わえるかとおもったので）

店内を流れる音楽もパリのそれをイメージしたかのような心地よいメロディ。
壁にはムンクの叫びを真似たイヌのイラストが！（いい味出してます）

メニューのカバーが木製のもので、そこにビストロコックオーヴァンと版画のように彫られているのも可愛いのです。

上品な味わいのコーンスープ

外観から心惹かれた直感を信じて良かったな～と考えていると、まずはスープが運ばれてきました。

ワイドリムのスープ皿がより一層お洒落に美味しそうに見せてくれます。

一口、飲んでみます。

お～♡とうもろこしの甘みが優しく口の中に広がり、とても美味しいコーンスープで驚きます。
丁寧にこしていることもわかるなめらかな口当たりで上品な味わいなのですが、しっかりクリームのコクもあります。
このあと運ばれてくるメインにも期待は高まります。

彩り野菜とパテのような塩レモンハンバーグ

パンとメインが一緒に運ばれてきました。

彩り豊かなたっぷりのサラダも添えられています。

まずはサラダから頂きます。
新鮮なシャキシャキ野菜に自家製のフレンチドレッシング。
ほど良い酸味が食欲を刺激してきます。

そしてお次はメインの塩レモンハンバーグです。

ハンバーグが隠れてしまうほど、大きなレモンが2枚添えられています。
レモンを絞って頂きます。

ナイフを入れると薄ピンク色のお肉が現れました。
じゅわっと肉汁も溢れ出てきます。
美味しそう～♡

お口に運んでこれまたびっくり！

ハンバーグというよりお肉のパテを頂いてるかのような味わい。
とっても柔らかくて肉の旨味が柔らかく広がっていくのです！
レモンの酸味が肉のコクをマイルドにしてくれてさっぱり頂けます。

こんなハンバーグは食べた記憶がないかもです。
私の中ではハンバーグはどちらかというと男性っぽいイメージがある料理なのですが、このお店のハンバーグは繊細かつ女性的なといえば伝わるでしょうか？
なんだか優しさに包まれるハンバーグです。

こんがり焼けた美味しそうなレモンなので、お次は一緒に頂きます。

うん。やっぱり果実感たっぷりのレモンが美味しい。絞らずそのまま一緒に食べても良かったかも。

風味豊かな自家製パン

そして忘れてはいけないのがこちらのパンです。
自家製パンとのこと。

ほんのり魚の味わいがするので聞いてみると、生地に味を染みこませているようです。
ワインやチーズと合いそうなパンですね。

まとめ

お腹いっぱい！とはいかなかったけど、心も体も満足です。
食後のコーヒーもしっかりと量がありまして、ゆっくり味わいながら食事の余韻を楽しませて頂きました。

お店にかかるＢＧＭがパリのビストロを彷彿とさせるといいましたが、私がコーヒーを楽しんでいるとフェデリコ・フェリーニの『道』のテーマ曲がかかりました。（イタリア映画の名作）
好きな映画なんです!
（まさかここで聴けるとは嬉しい！）

本格的なビストロ「コック・オーヴァン」
たまにはゆったりランチでもいかがですか？
練馬のパリの路地裏に迷い込んでみてください。