【練馬区立美術館】アートな動物たちに囲まれる区民の憩い場

練馬区立美術館ってどこにあるの？

皆さんは『練馬区立美術館』がどこにあるかご存じでしょうか？
西武池袋線中村橋駅から徒歩3分ほどの場所にあります。

今回は『練馬区立美術館』が一体どんな美術館なのか、ちょっとだけ紹介していきたいと思います。

アートな練馬区立美術の森緑地

そんなわけで梅雨入りした6月某日。
雨の降りしきる中、西武池袋線中村橋駅に降り立ちました。
駅から徒歩2～3分程ですぐに到着することができます。

まず紹介したいのは美術館に隣接するアートな公園！
その名も「練馬区立美術の森緑地」です。

2015年「幻想美術動物園」として生まれ変わったそうです。

天然芝が敷かれた園内に潜むのは…
なんと20種類・32体のカラフルな彫刻群です。
誰もが知っている馴染みのある動物さんたちが、アートになっています。
どんな動物さんがいるのか、さっそく見てきましょう。

個性豊かな動物たちを一気に紹介

まずはゴリラ。

ゴリラは人間に近くて優しくて賢い動物です。
この腕に子どもが2人乗っているのを何度も見かけたことがあります。

この子はシロテナガザルかな？

高い位置にぶら下がっています。

ゾウさんもいますよ～

目つきがどこか儚げ。

百獣の王！ライオンもいました。

立派なたてがみですね。

キリンもいます。

カラフルでいかにもアートです。
園内中央にいますし、練馬区立美術館の象徴ともいえそうですね。

お～カエルさんもいました！

しかも、この感じはツノガエルではないでしょうか！
可愛い～♡
（ツノガエル好き。自宅で飼育中）

こちらはトラ。

ホワイトタイガーにも見えますね。

オオトカゲ。

カラフルなオオトカゲはグエル公園のガウディのアートみたいですね。

いざ、美術館内へ

さて、彫刻紹介はここらへんにして美術館の中に入ってみましょう。

練馬区立美術館は1985年10月1日に開館。
（都民の日に開館しているのですね）

キャッチフレーズは
「ときめきの美　いま　練馬から」

『いま』の輝き、『いま』のときめきが待っている美術館として気になる存在でありつづけたい。
そんな美術館の思いをこめたミュージアムメッセージです。

建物の2階と3階が美術館になっており、展示室は全部で4部屋あります。
※展示室や創作室は美術作品の展示・創作・研究・学習活動を目的とする個人やサークルなどの団体に貸し出しも行っております。

吹き抜けの開放的なロビーです。
この日は、大沢昌助展が開催されていました。

※7月2日(日)からは『植物と歩く展』が開催されるそうです。
（8月25日（金）まで）

こちらは植物をテーマとして練馬区立美術館所有のコレクションを中心に展示し、植物がどのように作家を触発してきたかを探る展覧会だそうです。

作家は植物を観察しその特徴をどのように捉えようとするのでしょうか。
また牧野富太郎による植物図と植物標本も展示されそうです。

スタインウェイ社のスクエアピアノ

ロビーに面白い形の（四角い）ピアノが置いてあります。
近付いて見てみましょう。

なんとこちら、スタインウェイ社の1877年製のスクエアピアノですって！
スタインウェイ社のピアノと言えば、世界中のコンサートホールにある、多くのピアニストたちにも愛されているまさにピアノの代名詞。
このスクエアピアノはモダンピアノへの進化する過程の中に一時期だけ存在した歴史的な名器だそうです。

美術展に合わせて、こちらのピアノが演奏されることもあるそうです。
どんな音色なのか聴いてみたいですね。

まとめ

常設展はなくこじんまりとした美術館でしたが、区民への貸し出しなども含めとてもオープンな雰囲気を感じ取ることができました。
公園も区民の憩いの場といった感じで、私が訪れた日はあいにくの梅雨空でしたが、お弁当を広げて楽しく談笑する高齢者の姿も。
また、小学生の子どもが待ち合わせ場所に使っている様子も見かけました。
街のシンボル的な美術館ではないでしょうか。

興味を持たれた方はぜひ一度訪れてみてくださいね。
可愛い動物たちが出迎えてくれます。