【大泉学園】こだわり無添加チョコ!赤鬼のいるチョコレート屋さん「あちこち屋」
手書きの鬼のイラストが可愛い。自転車はこのあたりに停めることが出来ます。
外観も可愛らしいですが、店内にはチョコレートを中心としたお菓子が可愛くラッピングされて並んでいます。
可愛いインテリアが並んでいるな~と店内を見渡していると、、、見つけました。赤鬼。
これこれ~!この方が気になって気になって。もしかしてお店に行けば会える?と少し期待をしていたのですが、残念ながらお会いすることはできませんでした。
お店番をされている髙根沢さんにお話を聞いてみると、「気になりますよね~(笑)」と、慣れたご様子。
チョコレートとは関係のなさそうな赤鬼の格好をした男性は、店員さんではないようです。
あちこち屋のマスコットキャラクター、その名も鬼村さん。
店長さんかと思いきや、お店に並ぶチョコレートを製造している事務所の所長さんです。チョコレートを製造するのは、就労継続支援B型事務所「ウイズタイム」の利用者の皆さん。
そのウイズタイムでおこなわれた節分のレクで、赤鬼に扮して利用者さんと関わったところ大好評!そこから鬼村さんはウイズタイムのお花見に参加したり、インスタやTikTokにも登場するようになりました。
お店に来るお客様からも、可愛い(?)と人気を集めています。私もいつかお会いしてみたい。
就労継続支援B型事務所ウイズタイム
2019年6月、ウイズタイムは就労継続支援B型事務所として大泉学園町にオープンしました。職員3名、利用者1名から始まった小さな事務所も、現在では多い日で職員6名、利用者14名の大所帯となりました。
作業所では、本格ビーントゥバーチョコレートやチョコチップクッキー、カカオニブを作っています。作業が出来る人も、あまり出来ない人も、みんなで補いながら協力しています。製造したお菓子はウイズタイム事務所でも販売しています。
障がいを持った方が集まって作業をするというのは、想像以上に大変なことです。決まった時間に「さぁ、始めよう!」と始められる利用者さんばかりではありません。売り上げが上がれば嬉しい、ではなく、忙しくなって嫌だなあと思う方もいます。そんな多様性を受け止め、
あちこち屋は2020年の9月に開店し、当初は週に1日~とのんびりペースでしたが、現在は週に4日オープンしており、地域の皆さんに愛されるお店となりました。
そもそも就労継続支援ってなに?A型とB型の違いって?
通常の事業所に雇用されることが困難な障害者につき,就労の機会を提供するとともに,生産活動その他の活動の機会の提供を通じて,その知識及び能力の向上のために必要な訓練を行う事業の事を言います。雇用契約を結び利用する「A型」と、雇用契約を結ばないで利用する「B型」の2種類があります。
A型事業とB型事業の主たる違いは雇用契約の有無、つまり事業者と利用者の雇用関係が成立しているかいないかという点です。ただし、工賃はA型にもB型にも支払われます。整理すると,A型事業の対象は「通常の事業所で雇用されることは困難だが,雇用契約に基づく就労が可能な方」であり,B型事業の対象は「通常の事業所で雇用されることは困難で,雇用契約に基づく就労も困難な方」ということになります。
(就労継続支援どっとこむより)
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