【上石神井】心に優しい雨が降る・カフェ 「想像の雨」
文学的ネーミングに惹かれるお客さまが多く訪れるという、インスタで大人気のカフェ
「想像の雨」さんをご紹介します。
西武新宿線上石神井駅北口から歩いて10分ほどに位置します。
改札口を出て、階段を降りると踏み切りが見えますが渡らずに右手の北口駅前通りを真っ直ぐ道に沿って歩きます。
しばらくして、大通りがあります。信号を渡り、さらに真っ直ぐに進むと大きな公園が見えます。
公園を右に見ながら数分歩くと道路を挟んで左手に、カフェ「想像の雨」さんはあります。
ひっそりと小さな、それでいて存在感のあるお店。
有名カフェやイタリアンレストラン、焙煎にパティスリーでの経験を活かし、2022年5月23日にお店はオープンしました。
店内はアンティーク調の家具が中心に置かれています。
壁は、コンクリート剥き出しで、あえて無機質な世界を創っていますが、冷たい感じはしません。
外装や内装、家具に至るまで、オーナーがセレクトしています。学生の頃にデザインの勉強もされているそうで、感性は洗練されています。
看板メニューであるタルティーヌをオーダー。
タルティーヌとは、「フランス式オープンサンド」のことで、具材はその日の仕入れ状況により決めるそうです。
本日は、「モッツァレラチーズとトマトのタルティーヌ」。
焼きたてのカンパーニュが、香ばしく、サクサクとした食感が心地よくさせてくれます。
ナイフとフォークで食べますが、豪快にかぶりつくお客さまも多いそうです。
私は、頑張ってナイフとフォークで頂きました(笑)。
そして、お待ちかねのデザートは「季節のブランマンジェ」です。
ブラマンジェとは、古フランス語で「白い食物」を意味する冷菓です。アーモンドの香りが特徴です。
アールグレイのゼリーに、ブラマンジェ、そしてプラム・シャインマスカットをアマレット(リキュール)でマリネしたもので飾り付けしています。
果物の甘酸っぱさにリキュールがかなり効いているので、大人のデザートといえそうです。
色鮮やかですね。
「想像の雨」さんは、珈琲にもこだわりがあり、焙煎もオーナーが修行された専門店にお任せしています。
平日は20代から30代の女性が多く、休日になると練馬区以外からのお客さまも訪れるそうです。
土日は、ご夫婦やお子さま連れのご家族やご高齢の方も見えるなど、気軽に立ち寄れるお店となっています。
「想像の雨」オーナーの前野さん
オーナーの前野さんが、ご自分のお店を持ちたいと志したのは高校生の頃。
雨の日のカフェに入り、「ウィリアム・サマセット・モーム」や「エドガー・アラン・ポー」の小説の世界に浸りました。
カフェは自分の世界に入れる想像の空間だったようです。
訪れるお客さまにも、いく様にも自身の世界観に浸れる、そんな場所を創りたい。
「想像の雨」の主人公は、お客さまです。
子どもの頃に秘密の場所を見つけるような感覚でお店を見つけて欲しいという思いから、あえて予約制にしていないそうです。
現在は、インスタグラムでしかお店との連絡は出来ませんが、それでも、オープン数ヶ月で人気店となりました。
焼き菓子も豊富です。
お土産にいかがでしょうか?
忙しい毎日に疲れたら、訪れてみてください。きっと、あなたの心に優しい「想像の雨」が降ります。
営業時間:[平日]12:00~20:30(L.O.20:00)
[土・日・祝]10:00~18:00(L.O17:30) 日曜営業
※定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
定休日:水曜・木曜
住所:東京都練馬区上石神井3-9-6
席数:8席(カウンター4席、テーブル2席×2)
空間・設備:オシャレな空間、落ち着いた空間
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