【江古田】愛らしい古本屋さん「snowdrop スノードロップ」
古本屋の魅力って?
ネリマンタイムスの読者の皆さん、こんにちは!
かばごん、前回に続き江古田の街散歩ですが、今日は趣向を変えて素敵な古本屋さんの紹介をしたいと思います。
最近はアマゾンなどで自宅にいても簡単に本が買えるので、わざわざ書店に足を運ぶ人も少なくなってきたのではないでしょうか?
私は書店が好きでふらっと立ち寄ることが多いのですが、古本屋というのは独特な空気がありまして、これがたまらないんです。
昔の珍しい本が見つかるというお宝さがし感もワクワクします。
古本屋はそこだけ時が止まったかのような、タイムスリップを味わえる気がするんですよね!
前置きが長くなりましたが、今日は江古田の愛らしい古本屋『snowdropスノードロップ』を紹介します。
江古田の古本屋『snowdrop スノードロップ』
豆知識。スノードロップとは?
ご存じの方も多いかと思いますが、お花の名前のことなんです。
西洋でも東洋でもまだ寒い季節に人々の心を癒してくれる花として愛されています。
古書店『snowdropスノードロップ』は江古田駅北口に2021年4月にオープンしました。
西武池袋線江古田駅北口から、練馬東税務署方面に少し歩いたところににあります。
のんびり歩いて5分ほどで到着です。
愛らしい外観から優しさが溢れています。
店頭には子ども向けの絵本。
メルヘン&ファンタジー。こちらは月間モエのバックナンバーです。
優しいナチュラルなインテリアの店内
お店に足を踏み入れてみましょう。
なんて愛らしいのでしょう!ナチュラルなインテリアからもセンスを感じます。
こんな可愛い古本屋さんはかばごんも初めてのことで胸が高鳴ります。
どんな本が置いてあるのかさっそく見ていきましょう。
三島由紀夫から映画関連本まで
まず目についたのが宮沢賢治に三島由紀夫。
三島由紀夫はやはり外せません。
『命売ります』
このタイトルはなんだかドキッとしちゃいますよね。
自殺に失敗した主人公が「命売ります」という広告を出して、自分の命を使ってくださいと自らの命を捨て売りする物語。ハードボイルドが面白いです。
こちらもいいですね~!映画関係の書物。
日本映画や世界の映画の歴史からシネマ紀行まで揃っています。
(阿刀田高さんの映画周辺紀行も気になります。)
漫画系の書籍も充実しています。
手塚治虫さんに関する本の多いこと!私も大好きな漫画家さんです。
池田理代子さんのサインかな?
翻訳本もあります。
サリンジャー著、村上春樹翻訳の『キャッチャー・イン・ザ・ライ』
『ライ麦畑でつかまえて』と言った方がが馴染みがあるでしょうか?
私はこの永遠の中2病小説とも言われる物語が嫌いじゃないです。
素敵な女性オーナーさん
多岐にわたるジャンルからもオーナーさんの本への愛情を感じる古本屋さんです。
お店のカウンターには美しい女性が座っていて、声をかけてみたところやっぱりオーナーさんでした。
取材のアポとかはなく訪れたのですが、江古田の街の魅力や、以前も古書店に勤めていてたことなどを少しお話してくれました。
充実のラインナップが素晴らしいとお伝えしたところ、売れ筋などだけを置くのではなく、老若男女が楽しめるように工夫もしているようです。季節ごとに棚を入れ替えたりと。
知的で穏やかでおしとやかで、とっても素敵なオーナーさんです。
本当はもっともっと聞きたいことがありましたが、またいつかゆっくり訪れたいと思いました。
3冊購入しました
村上春樹の『職業としての小説家』
美内すずえ作品集の『人形の墓』
そして『ゲーテの詩集』
ちょっとミーハーだったかな?
オーナーさんをはじめ、置かれている本も素敵な古本屋さんです。本好きの方もそうではない方もぜひ訪れてみてくださいね。
あなただけの特別な1冊が見つかることを願って。
営業時間:月・火曜日休み12時〜20時営業
住所:東京都練馬区栄町24−4
アクセス:西武池袋線江古田駅から徒歩5分
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