全集中で食したい!ミシュランガイド東京で6年連続ビブグルマンに選ばれた練馬駅北口の「RAMEN GOTTSU」は味も店主もとにかくすべてがイケメンだった
魚介豚骨を極めビブグルマンを獲得
最近食べたいラーメンがありすぎて、取材の頻度を上げたい筆者が今回向かったのは西武池袋線練馬駅の「RAMEN GOTTSU」。
このお店は、「ミシュランガイド」の格付けの一つで価格以上に満足できる料理を提供するお店として選定される「ビブグルマン」に6年連続で選ばれているお店なのです。
ちなみに、「ミシュランガイド東京」で「ビブグルマン」の選定が始まったのは2015年からなので、最初の年から選ばれ続けています。
2年ほど前に個人的に食べに行って以来なので、もう数日前からワクワク。
練馬駅を北口から出て進むこと約5分。
商店街の先に見えてくるお洒落なお店が今回の取材先「RAMEN GOTTSU」。
お店に入る前からワクワク感を膨れ上がらせる店構え。イタリアンレストランかフレンチでも味わえそうなそんな感じを醸し出しています。
(実際に食べてみるとイタリアンにもフレンチにも感じる雰囲気が…)
さて、この「RAMEN GOTTSU」の店主齋藤雅文さんは、専門学校卒業後にバイク便の仕事をしていた時にいろいろなラーメンを食べている時に、高田馬場にある「渡なべ」とのラーメンの出会いで大きく人生が変わります。
とにかく魚介豚骨が好きだったという齋藤さんは「渡なべ」の味に惚れ込み、約3年間の修業を経て独立。現在に至ります。
というか…。一言いいですか…。
店長めちゃくちゃイケメンなんですけど!
鬼滅の刃に出てくる宇髄天元に似たカッコよさ
取材しながら嫉妬してしまいました(笑)
「魚介豚骨のラーメン店は、色んなものが混ざりあって複雑な味のお店が多いけれど、醤油感のあるパンチの効いた魚介豚骨スープを作りたい」と基本的なスープの方向性を決め、常に同じ味をキープするのではなく少しずつ進化をしているとのこと。
例えば、「綺麗にアク取りをしていたらどうなるだろう?」と思い、アク取りをしたりとか。そうすることで、味わいが滑らかにすっきりした感じになることがわかると、その日以降、アク取りをしっかりするようになった。
また、味を誤魔化さないように化学調味料は無添加を貫くなど、美味しい一杯をつくるために今提供しているラーメンが最終的なゴールではないと、飽くなき探求心のもとに今もなお、進化し続けるラーメンなのだ。
そんなこんなで、ラーメンに対する愛を伺っているうちに涎が止まらなくなったので早速いただくことに。
手際よく盛り付けられ目の前に運ばれてきたラーメンは、これまた盛り付けがシャレオツで食欲を最大限にそそります。
まずはスープから。
一口スープを含んで感じるのが魚介豚骨の濃厚さ。しかし、その直後に出汁の旨味が喉元を通り過ぎます。そして、濃厚さを感じる反面、全くクドくなく、塩辛い感じが一切しない不思議感。
うまい。うますぎる・・・
麺はストレート麺で、粘度がある魚介豚骨スープが絡みつき止まらなくなります。
チャーシューは鶏と豚肉の2枚で厚め。
ロースト感はサクリと噛んだ瞬間に生ハムのような燻したような匂いとともに口元に広がるジューシーな脂感にこれだけでビールが3杯くらいいけてしまうような感覚を覚えます。
店長曰く「渡なべ」に対極するというか、違う感じを出したくて…と試行錯誤を重ねたとのことで、「渡なべ」とは違うこのチャーシューもいい味出してます。
最近は、仕事が忙しく、ラーメンを食べに行く機会が減ったというが、練馬エリアでおすすめのラーメン店は、
「台湾まぜそばで有名な「麺 酒 やまの(練馬区豊玉北)」やタンメンが美味しい「麺処まるよし商店(練馬区桜台)」あたりですかね。」
とのこと。是非、食べ比べしてみたい。
最後に、これからどのような店作りをしていきたいか聞いてみた。
開店当時は一人で全てやろうとしていたので、カウンターだけでもいいやと思ってましたけど、バリアフリーではないのでカウンターだけだと、地元の人でも足の悪い人とかには敷居が高いというか…食べたくても食べにこれない人もいたりするかなぁって思うので老若男女問わず食べにこれる広いお店にしていきたいですね。
たくさんの人から愛され様々な称号を得てきた「RAMEN GOTTSU」
愛される理由は、常に進化を止めない店長の魚介豚骨に対する真摯な姿勢と、地元の人と来てくれるGOTTSUファンを愛する気持ちなのかもしれない。
定休日:月曜、第3火曜日
営業時間:【火~土】11:00~15:00・18:00~21:00 【日】11:00~15:00
住所: 東京都練馬区練馬1-29-16
アクセス: 西武池袋線練馬駅北口 徒歩5分
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